ダルビッシュ 成績 メジャー 3戦目 マリナーズ戦【MLB】 [ダルビッシュ 成績 4月 2013]
今季、1戦目、2戦目と順調に勝ち進んでいたダルビッシュだったが、
4月13日(日本時間)、3戦目のシアトル・マリナーズ戦に
岩隈と投げ合い、初黒星を喫した。
しかし、ダルビッシュ本人も試合後に語ったように、
この日ほとんどスライダーだけを使った怪投で、
初回の3失点だけに抑え、チームは負けたものの
本人としてはかなり納得のピッチングだった。
1回のダルビッシュ。
1番打者チャベスをライトライナーで1アウト後の
2番ベイにデッドボール。
その後3番モラレスへの暴投で2進を許した後に
レフト前へのタイムリーで、1失点。
続くイバネスへ左安打で1,3塁としし、
5番スモークをセンターフライに打ちとったものの
6番シーガーにライト線を超えるタイムリー2塁打を打たれ
3失点となり、序盤苦しい立ち上がりとなった。
(7番ショバックは空振りの三振で、スリーアウト)
ところが、ここからがダルビッシュがスピード調整。
スライダー以外の球が使えないと見るや、
2回からスライダー一本で勝負に臨み、6回まで
毎回三振を奪う力投。
2回、ふたつの空振り三振。
3回、デッドボール、四球と続くも後続の3人を連続3連続奪三振。
4回は、最初の7番ショバックを空振り三振含め三者凡退。
5回、キャッチャーフライ、空振り三振。一塁ライナーと三者凡退。
6回も空振り三振を挟み三者凡退と、3イニング連続三者凡退と圧巻の粘投。
敗戦したものの粘投を見せたレンジャーズのダルビッシュ有
セーフコ・フィールドにて Photo by 共同
結局岩隈は4回、キンスラーにソロホームランの1点を
許しただけで、レンジャーズ打線はダルビッシュを援護できなかった。
試合は、1対3でマリナーズの勝利。
この日のダルビッシュと岩隈の投球内容を比較してみると
ダルビッシュは、6回を投げ 被安打3 与四球1 与死球2 奪三振8 自責点3
対する岩隈は、6回2/3 被安打3 与四球1 与死球0 奪三振6 自責点1
ご覧のとおり、この試合は与死球の差と、
ダルビッシュも中盤で3イニング連続三者凡退を取ったものの
序盤の1回から3回で連続三者凡退を取った岩隈に軍配が上がった。
ダルビッシュに投げ勝ち、自らの誕生日を勝利で飾ったマリナーズの岩隈久志
セーフコ・フィールドにて Photo by ロイター/Anthony Bolante氏 2013 (C)
【ダルビッシュ登板のテレビ放送予定】
次回ダルビッシュの登板予定は、再びシアトル・マリナーズとの3連戦(4/20 - 22)、
1戦目、4月20日(日本時間)。
今回、中6日となるのは、今季初登板であわや完全試合となりかけた
アストロズ戦で(実は)痛めた右手薬指の状態がまだ完治していないため、
ワシントン監督の配慮だ。
※ダルビッシュの登板予定はR.ワシントン監督が最終決定をするので
変更になる時がありますので、ご了承ください。
●NHK BS
4月20日(土) 午前9:00〜午前10:49 BS1
4月20日(土) 午前10:49〜午後0:30 BS1(102ch)
●スカパー!J SPORTS 1(BS242ch)
4月20日(土) 午前9:00〜午後1:00
【編集後記】
ダルビッシュと岩隈の直接対決は、日本時代から数えてこの試合で8度目。
通算でダルビッシュ4勝、岩隈3勝。
メジャーリーグでの対戦は今回で2度目となり、通算1勝1敗となった。
昨季9月14日のメジャー初対戦ではダルビッシュに軍配が上がっていた。
ちなみに両者対決8戦の互いの防御率は、
ダルビッシュ【1.50】 VS 岩隈【1.56】と拮抗している。
これから今季のダルビッシュ VS 岩隈の直接対決は
まだ何試合かあるだろう。また、楽しみが一つ増えた。
がんばれ、ダルビッシュ! そして、岩隈!
ダルビッシュ メジャー 公式戦 2012【全試合の結果】はこちらにまとめています>>>
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