ダルビッシュ 圧巻の14奪三振 無失点で10勝目!【MLB 2013】 [ダルビッシュ 成績 8月 2013]
ダルビッシュが圧倒的なピッチングで
10勝目を飾った。
14奪三振で今季4度目の二桁奪三振
この日のダルビッシュの気迫は今季一番だったことを
相手ダイヤモンドバックスの打者たちこそが痛感したに違いない。
昨日までロサンゼルス・エンゼルス相手に
3戦連続のサヨナラゲームで3タテにしたレンジャーズ打線は、
この日は序盤から点を重ね快勝ムードだった。
こうなるとホームスタジアムを埋め尽くしたファンの関心は、
ダルビッシュの奪三振ショーに向くのも無理はなかった。
テキサスの夜は39度近かった真夏の夜に君臨する
レンジャーズのエースの活躍は、
テキサスを超え、全米中のMLBファンを魅了する
ダルビッシュのピッチングは、
7回を投げ、無四球、無失点の14奪三振。
完全に試合を支配していた。
テキサス州アーリントン、レンジャーズ・ボールパーク
Photo by 時事通信
◆編集後記
シーズンで4度の14奪三振は新記録
シーズンで4度の14奪三振は、
ノーラン・ライアン球団社長を超え、
レンジャーズの歴史で初めての出来事で、
メジャーリーグでも史上7人目の快挙。
ダルビッシュ自身は「野球は三振数を競うスポーツではありませんから」
と、いつもクールなダルビッシュらしい発言だが、
ファンにとってはたまらない魅力だ。
もう二つの記録
今季ダルビッシュが14奪三振を遂げた4試合のうち、
なんと3度は無四球だった。
実はシーズンで14奪三振以上で無四球の試合を3度記録したのは、
1997年のロジャー・クレメンス、2001年のランディ・ジョンソンに続き
史上3人目だ。
もう一つは、この日ダルビッシュはメジャー通算50先発目の登板だったが、
デビューから50試合で奪った三振がこの日で407個目だった。
これは、ドワイト・グッデンの418三振に次ぐメジャー歴代2位の記録となった。
大騒ぎの米メディア
米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』は、この日三振の山を築いたダルビッシュの速球を分析。
この日のダルビッシュの平均球速が、
打者を追い込む前が91.9マイル。
追い込んだ後が95.3マイルという球速差は
メジャーの歴史で過去2番目に大きな球速差だったと報じた。
こんな細かい分析数字を示すあたり、
さすがメジャーリーグだ。
また、テキサスの地元記者が試合後にツイート。
「彼ほど観ていて楽しい投手はいない」
がんばれ!ダルビッシュ
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