ダルビッシュ【登板予定】8月31日ツインズ戦 26先発目【2013 MLB】 [ダルビッシュ 登板予定 8月 2013]
前回のWソックス線で7回途中から足がつり始めたが
継投志願で7回を投げ切ったダルビッシュ。
その後ダルビッシュの足の経過は良好なようだ。
登板翌日のWソックス戦をダグアウトから見つめるダルビッシュ
イリノイ州シカゴ、USセルラー・フィールド
Photo by David Banks/Getty Images
【ダルビッシュ 登板予定と放送予定】
次回、ダルビッシュの登板予定は、本拠地テキサス州アーリントンにて、
ミネソタ・ツインズとの3連戦の第1戦目に先発する。
●NHK BS
8月31日(土)午前9:00〜 BS1
●スカパー!J SPORTS 1(BS242ch)
8月31日(土)午前9:00〜
【編集後記】
ダルビッシュの奪三振数は現在225個。
もちろんメジャー両リーグ通じてぶっちぎりのTOPだ。
しかし残す先発登板機会は、あと5、6試合なので
10年ぶりの夢の300奪三振達成には、あと75個が必要。
これまでダルビッシュは、1先発平均にすると9個の三振数なので
残り6試合としても今のペースだと、あと54個だから、
279個となり、300個には届かない。
いずれにしても日本人メジャー選手として最多の奪三振王に
輝くのは間違いない。
がんばれ、ダルビッシュ!
ダルビッシュ メジャー 公式戦 2013【全試合の結果】はこちらにまとめています>>>
ダルビッシュ メジャー 公式戦 2012【全試合の結果】はこちらにまとめています>>>
ダルビッシュ【登板予定】8月31日ツインズ戦 26先発目【2013 MLB】のトップへ
ダルビッシュ【速報】足つっても11K! Wソックス戦【2013 MLB】 [ダルビッシュ 成績 8月 2013]
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ダルビッシュが7回途中から足がつりながらも
自己責任と続投志願の末、7回を投げ切った。
勝敗はつかず、レンジャーズはWソックスに9回、サヨナラ負けを喫した。
伝家の宝刀「スライダー」でキリキリ舞い
8月25日、ダルビッシュは
敵地USセルラー・フィールドでWソックス打線に先発登板。
この日も速球が走っていないと判断したダルビッシュは
スライダーを主体に試合を組み立て、2回以降毎回の奪三振で
Wソックス打線をキリキリ舞いにし、11奪三振と
今年に入って10度目の二桁奪三振だ。
対Wソックス戦の7回、足がつり始めたダルビッシュの様子を見に
駆けつけるトレーナーとピアジンスキー。
ストレッチをしながら7回を投げきるために続投を志願するダルビッシュ。
イリノイ州シカゴ、USセルラー・フィールド
Photo by Brian Kersey/Getty Images
7試合連続のクオリティスタート
この日6回表に味方打線が2点を先取するもその裏、
二死1塁ベッカムの場面でダルビッシュは、
4番ダンへ投じた初球をレフトへ運ばれ同点とされた。
しかし、この日もクオリティスタートで
先発の役目はしっかりと果たしたダルビッシュ。
ダルビッシュの声
(足がつった場面について)
「自分が招いたピンチだったので、絶対抑える、
7回を最後まで投げきるという気持ちで臨みました」
(7回被弾したダンについて)
「(外角低め)あそこの真っ直ぐをレフトにホームラン打てるのは
このメジャーではダンしかいないので、いい球を投げましたし、
あそこを打たれたら仕方がないですね」
Photo by MLB.com
ダルビッシュこの日の成績
7回を投げきり、被安打6、奪三振11、与四球3、失点2(自責点2)、被本塁打1
防御率は【2.68】でア・リーグ現在3位。WHIP:1.04
【編集後記】
健康管理・体調管理にうるさいダルビッシュが珍しく
この日の「足がつった」理由として、
「水は飲んでたんですけど、食事に関してミスがあって、
本当に普段こういうことはないんですけど、
完全に僕の栄養面でのミスでした」と語った。
普段ダルビッシュは先発登板前に睡眠時間を8~9時間取っているが、
この日は長めの11時間だったらしい。
ヒトは睡眠中、水も栄養も摂れないため
起床後には栄養(とくにタンパク質)をしっかり摂らなければいけない。
しかしダルビッシュはこの日、タンパク質摂取量が充分ではなかったと
反省している。
タンパク質が不足したまま、激しく運動すれば
身体が自然と自己の筋細胞を分解して必要な栄養分を補おうとするため、
筋肉がつりやすくなるという。
これから激化する地区優勝争いに望むためにも
この日のことはきっとダルビッシュにとって大きな糧になったに違いない。
がんばれ、ダルビッシュ!
ダルビッシュ メジャー 公式戦 2013【全試合の結果】はこちらにまとめています>>>
ダルビッシュ メジャー 公式戦 2012【全試合の結果】はこちらにまとめています>>>
ダルビッシュ【速報】足つっても11K! Wソックス戦【2013 MLB】のトップへ
ダルビッシュ【登板予定】8月25日Wソックス戦 25先発目【2013 MLB】 [ダルビッシュ 登板予定 8月 2013]
前回のマリナーズ戦では3失点ながらも勝敗の付かない試合だったダルビッシュ。
その日その日の制球の具合を確かめながら、試合中に修正をする
ダルビッシュの投球術は見ているものを魅了する。
常に試合を作ることに集中するダルビッシュ
ダルビッシュが見せる今季のピッチングと昨季の大きな違いは、
調子が悪い日は、悪いなりに「どうやって試合を作るか」がゲームで活かされていることだ。
昨季と違って、大量失点になるビッグイニングが、
今季非常に少ないことも「いかに試合を組み立てる」ことに集中している証しだ。
8月13日のアストロズ戦で、圧巻のピッチングを見せた
ダルビッシュ有。
テキサス州ヒューストン、ミニッツメイド・パーク
Photo by Bob Levey/Getty Images
【ダルビッシュ 登板予定と放送予定】
次回、ダルビッシュの登板予定はイリノイ州シカゴ、USセルラー・フィールドにて、
シカゴ・ホワイトソックスとの3連戦、第2戦目に先発する。
●NHK BS
8月25日(日)午前8:00〜 BS1
●スカパー!J SPORTS 1(BS242ch)
8月25日(日)午前8:00〜
じっくり調整するダルビッシュ
ダルビッシュは8月21日、非番のアストロズ3連戦の間、
地元レンジャーズ・ボールパークのグランドで遠投などでじっくりと調整した。
練習用グローブでじっくりと調整するダルビッシュ。
テキサス州アーリントン、レンジャーズ・ボールパーク
Photo by Rick Yeatts/Getty Images
【編集後記】
8月に入って負けなしのダルビッシュ有。
昨シーズンの8月と比べると全てのレベルが上がっている。
単純に8月の防御率だけで比較してみても、
2012年8月の防御率【5.29】
2013年8月4試合の防御率【2.15】とまるで別人のような違いだ。
しかも8月の防御率が今シーズンで一番良い。
ちなみに今シーズンの防御率を月別で比較するとこんな感じだ。
4月の防御率【2.33】
5月の防御率【3.79】
6月の防御率【2.31】
7月の防御率【2.95】
8月の防御率【2.15】
●今シーズンの通算防御率【2.68】 ※8月21日時点
がんばれ、ダルビッシュ!
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ダルビッシュ【成績】勝敗つかず。マリナーズと3度目の対戦【2013 MLB】 [ダルビッシュ 成績 8月 2013]
8月19日、地元レンジャーズ・ボールパークで行われた
マリナーズ戦に先発登板したダルビッシュ有は、
7回1/3を投げ、被安打7、奪三振7、与四球4、失点3(自責点3)で
勝敗はつかなかったが、3対3で迎えた9回表にマリナーズに決勝点を奪われ、
チームは4対3で敗戦した。
3失点だが、勝敗のつかなかったダルビッシュ有。
テキサス州アーリントン、レンジャーズ・ボールパーク
Photo by 共同
4回までは被安打2
この日ダルビッシュは、4回までを2安打に抑えるまずまずの立ち上がり。
今季マリナーズとの戦績は1勝1敗だが、
防御率【2.08】と相性のいいダルビッシュは4回までを抑えたものの
5,6,8回に1点づつ計3点を奪われたものの味方打線が
同点とし、ダルビッシュに勝敗はつかなかった。
対マリナーズ戦の防御率はこれで【2.66】
試合は、クローザーのネーサンが9回表に1点を奪われ、
その裏追いつけずにレンジャーズは4対3で敗退。
ダルビッシュの防御率と他日本人投手
ダルビッシュの通算防御率は【2.68】で、ア・リーグ4位。
ちなみに黒田博樹の防御率が現在(8月21日時点)トップで【2.41】
岩隈久志は【2.95】で8位だ。
8月20日、マリナーズ打線を7回3失点に抑える粘投を見せた
ダルビッシュ有。
テキサス州アーリントン、レンジャーズ・ボールパーク
Photo by 共同
ダルビッシュ有の声
(6回以降に4四球出したことに対して)
「試合によってなかなか制球ができないイニングがありますし、
それがたまたまそうなっただけです。
僕もみんなもミスがある中で、試合を作れたというか、
長いイニングを投げれてよかったです」
苦しみながらも試合を作ることに集中し、
気迫を見せるダルビッシュ有。
テキサス州アーリントン、レンジャーズ・ボールパーク
Photo by 共同
【編集後記】
この日7奪三振を奪ったダルビッシュ。
これで通算奪三振数が214個となった。
もちろんア・リーグで独走中のトップの成績である。
ダルビッシュ 300奪三振は達成できるか?
現在(8月21日時点)ダルビッシュの登板回数は161回なので、
今シーズン順調に先発を重ねれば200回は投げることになりそうだ。
とすると、161回投げて214個の三振なので、
奪三振率*が【11.96】なので、残り60回に先発登板するとしたら、
あと80個は三振が取れる計算になる。
なので、214+80=294個となり、
シーズン300奪三振にはかなり微妙な状況だからこそ、
ダルビッシュが先発登板する残りのゲームからますます目が離せない。
※奪三振率は、9イニング完投したと仮定した場合の三振数の
平均値を表す数値。
がんばれ、ダルビッシュ!
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ダルビッシュ【成績】自己新15K!12勝目。アストロズに途中までパーフェクト【2013 MLB】 [ダルビッシュ 成績 8月 2013]
ダルビッシュは今シーズンの初戦で投げたヒューストン・アストロズ戦で
あわや完全試合達成か、と思われた圧巻の投球が蘇ったような
この日の試合だった。
6回二死までパーフェクトピッチング
8月13日、敵地ミニッツメイド・パークで行われたアストロズ戦、
6回二死まで、走者を許さないパーフェクトピッチングだった。
8月13日、アストロズを2度も圧巻の投球で封じ込めた
ダルビッシュ。
テキサス州ヒューストン、ミニッツメイド・パーク
Photo by 共同
ピアジンスキー 退場
問題の6回、
アストロズの9番打者ジョナサン・ビラーを2-2に追い込んだ5球目、
ど真ん中低めに決まったスライダーに、ダルビッシュもピアジンスキーも
三振を確信してマウンドを降りかけた。
しかし判定は無情にもボール。
結局続く球もボールとなりこの日たったひとつだけの四球を与えた。
誰の目にも見逃し三振のストライクと思っただけに、
ピアジンスキーだけでなくワシントン監督までが球審に抗議するほどだった。
6回、2-2の場面での5球目のボール判定に
猛抗議するワシントン監督とピアジンスキー。
Photo by AP
四球後、抗議を続けたピアジンスキーは退場。
カルパ球審は、2011年ワールドシリーズ第3戦で1塁塁審の際、
タッチプレーの誤審を認めたことのあるいわくつきの過去がある。
Photo by 共同
残り5アウトでノーヒット・ノーラン逃す
残すはノーヒット・ノーランだったが、
8回一死で、カルロス・コーポラ(捕手)にライトへホームランを浴び、
初の記録にはならなかったが、8回を投げ
被安打1、奪三振15(自己新)、与四球1、失点1(自責点1)と
アストロズ打線を全く寄せつけない圧巻の内容だった。
自己最多となる15奪三振で300奪三振に拍車
この日のダルビッシュのスライダーは切れに切れまくった。
メジャー最多の15奪三振で、両リーグ最速の200奪三振に到達。
2002年以来、11年間もの間、300奪三振をなした投手は一人もいないため、
ダルビッシュにかかる期待は大きく、メジャーリーグファン待望の記録だ。
※最後のシーズン300奪三振の記録は、
2002年のランディ・ジョンソンとカート・シリング(両人とも当時Dバックス)。
ダルビッシュの声
(8回に浴びた本塁打について)
「凄くいい球を投げたが、あそこまで飛ばされました。
彼はいい打撃をしたと思います。でも、1勝は1勝なので、
チームを勝たせられるように、としか考えていませんでした」
この日鋭いスライダーを主体にアストロズ打線をキリキリ舞いにした
ダルビッシュ有。
テキサス州ヒューストン、ミニッツメイド・パーク
Photo by 共同
Photo by 共同
【編集後記】~ピアジンスキーという男~
それにしてもピアジンスキーという男はHOTだ。
ピアジンスキーのエピソードと言えばメジャーの中でも
「相手チームにいてほしくないNo.1の男」。
アメリカで最も有名なスポーツ週刊誌
「スポーツ・イラストレイテッド」のアンケートでも
『最も嫌われてる選手』で1位に選ばれたほどだ。
もっとも有名なエピソードはズバリ「乱闘」。
つまり、ピアジンスキーが味方ならこれほど頼もしい男はいない、
と言っていいほど、勝つためにはどんな激しい抗議も辞さないほど
敵チームと審判に対して実に厳しい男だ。
しかし味方となるとこれほど優しく頼り甲斐のある男はいない。
がんばれ、ピアジンスキー!
>> ピアジンスキーという男。テキサス・レンジャーズ正捕手
ダルビッシュ メジャー 公式戦 2013【全試合の結果】はこちらにまとめています>>>
ダルビッシュ メジャー 公式戦 2012【全試合の結果】はこちらにまとめています>>>
ダルビッシュ【成績】自己新15K!アストロズに途中までパーフェクト【2013 MLB】のトップへ
ダルビッシュ【成績】11勝目!被安打8も3失点【2013 MLB】 [ダルビッシュ 成績 8月 2013]
8月7日のロサンゼルス・エンゼルス戦に先発したダルビッシュは、
7回を投げ、8安打を浴び 3つの四球を出すも
粘りのピッチングで3失点に抑え、11勝目を挙げた。
ダルビッシュ VS エンゼルス戦は3連勝【成績】
今季3度目の対戦となったエンゼルスにこの日も勝ち、
3連勝となった。
しかし、立ち上がりの1回に味方レンジャーズ打線が2点を先制するも
その裏、1番カルホーン、2番トラウトに連続ホームランを浴び、
あっさり同点とされる激しい展開となった。
ダルビッシュの先頭打者に続いた2打席連続本塁打を浴びるのは、
メジャーリーグデビュー以来初めてのこと。
後続の3人は連続で仕留めたが、2回も四球後に安打。
3者凡退は3、5回のみで、
4,6,7回は常に走者を背負う苦しい展開だったが、
我慢の投球でなんとか試合を作り、3対3でもつれ込んだ8回、
味方打線が1点を追加。
9回にも4点を追加し、終わってみれば8対3でレンジャーズの圧勝だった。
苦しいながらも粘りの投球で11勝目を挙げたダルビッシュ。
カリフォルニア州アナハイム、エンゼル・スタジアム
Photo by Harry How/Getty Images
【編集後記】~お詫び~
この夏、お盆休暇で妻の実家へ行っていて、
外国だったのでWi-Fi環境が安定していなく、
まる10日間以上もニュースを更新出来てませんでした。
その間、
がんばってました、ダルビッシュ!
ありがとう!
ダルビッシュ メジャー 公式戦 2013【全試合の結果】はこちらにまとめています>>>
ダルビッシュ メジャー 公式戦 2012【全試合の結果】はこちらにまとめています>>>
ダルビッシュ【成績】11勝目!被安打8も3失点【2013 MLB】のトップへ
ダルビッシュ 登板予定 エンゼルス戦 8月7日戦 22先発目【2013 MLB】 [ダルビッシュ 登板予定 8月 2013]
【ダルビッシュ 登板予定と放送予定】
次回、ダルビッシュの登板予定は8月7日(日本時間)、
カリフォルニア州アナハイム、「エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム」にて、
ロサンゼルス・エンゼルスとの3連戦の第2戦目に先発する。
●NHK BS
8月7日(水)午前11:00〜 BS1
●スカパー!J SPORTS 1(BS242ch)
8月7日(水)午前11:00〜
【編集後記】
このところ、テキサス・レンジャーズが破竹の勢いだ。
7月26日から29日まで、4連敗だったが
30日からの3連戦で、エンゼルスを3タテ、
Dバックスとの一戦対決でダルビッシュが登板し、
無失点、無死球の14奪三振で快投を見せた。
その後、アスレチックとの頂上決戦を2勝1敗とし、
さらに翌日6日のエンゼルス戦に勝利し、
対エンゼルス戦で4連勝中だ。
8月2日(日本時間)ダルビッシュはメジャーリーグデビュー50先発目となる
Dバックス戦で、407個の三振を奪い、
ドワイト・グッデンの418個に次ぐメジャー歴代2位の記録を達成した。
Photo by AP Photo/LM Otero
8月に入って5勝1敗、ア・リーグ西地区首位のアスレチックに
2ゲーム差と猛追している。
がんばれ、ダルビッシュ!
ダルビッシュ メジャー 公式戦 2012【全試合の結果】はこちらにまとめています>>>
ダルビッシュ メジャー 公式戦 2013【全試合の結果】はこちらにまとめています>>>
ダルビッシュ 登板予定 エンゼルス戦 8月7日戦 22先発目【2013 MLB】のトップへ
ダルビッシュ 圧巻の14奪三振 無失点で10勝目!【MLB 2013】 [ダルビッシュ 成績 8月 2013]
ダルビッシュが圧倒的なピッチングで
10勝目を飾った。
14奪三振で今季4度目の二桁奪三振
この日のダルビッシュの気迫は今季一番だったことを
相手ダイヤモンドバックスの打者たちこそが痛感したに違いない。
昨日までロサンゼルス・エンゼルス相手に
3戦連続のサヨナラゲームで3タテにしたレンジャーズ打線は、
この日は序盤から点を重ね快勝ムードだった。
こうなるとホームスタジアムを埋め尽くしたファンの関心は、
ダルビッシュの奪三振ショーに向くのも無理はなかった。
テキサスの夜は39度近かった真夏の夜に君臨する
レンジャーズのエースの活躍は、
テキサスを超え、全米中のMLBファンを魅了する
ダルビッシュのピッチングは、
7回を投げ、無四球、無失点の14奪三振。
完全に試合を支配していた。
テキサス州アーリントン、レンジャーズ・ボールパーク
Photo by 時事通信
◆編集後記
シーズンで4度の14奪三振は新記録
シーズンで4度の14奪三振は、
ノーラン・ライアン球団社長を超え、
レンジャーズの歴史で初めての出来事で、
メジャーリーグでも史上7人目の快挙。
ダルビッシュ自身は「野球は三振数を競うスポーツではありませんから」
と、いつもクールなダルビッシュらしい発言だが、
ファンにとってはたまらない魅力だ。
もう二つの記録
今季ダルビッシュが14奪三振を遂げた4試合のうち、
なんと3度は無四球だった。
実はシーズンで14奪三振以上で無四球の試合を3度記録したのは、
1997年のロジャー・クレメンス、2001年のランディ・ジョンソンに続き
史上3人目だ。
もう一つは、この日ダルビッシュはメジャー通算50先発目の登板だったが、
デビューから50試合で奪った三振がこの日で407個目だった。
これは、ドワイト・グッデンの418三振に次ぐメジャー歴代2位の記録となった。
大騒ぎの米メディア
米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』は、この日三振の山を築いたダルビッシュの速球を分析。
この日のダルビッシュの平均球速が、
打者を追い込む前が91.9マイル。
追い込んだ後が95.3マイルという球速差は
メジャーの歴史で過去2番目に大きな球速差だったと報じた。
こんな細かい分析数字を示すあたり、
さすがメジャーリーグだ。
また、テキサスの地元記者が試合後にツイート。
「彼ほど観ていて楽しい投手はいない」
がんばれ!ダルビッシュ
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