ダルビッシュ 登板予定 6月 2016~先発4戦目回避、右肩の張り [ダルビッシュ 登板予定 6月 2016]
ダルビッシュの復帰第4戦目となる次回登板は、
オークランド・アスレチックス戦、敵地カリフォルニア州オークランド、オー・ドットコー・コロシアムにて、
【記事訂正】
先日6月9日の登板で首から右肩にかけての張りを訴えていたが、
13日に予定していた先発を回避することになった。(6月13日更新)
アスレチックの先発はメジャー三年目のジェシー・ハン投手。
決め球は95マイル(153km)の速球と、75マイル(120km)の縦に大きく落ちるカーブで、
三振を奪うのが持ち味だ。
ジェシー・ハンのこれまでの成績は、12度の先発登板で、
通算15勝14敗、防御率 3.78。
しかし今シーズンは、2勝4敗の防御率 6.49と苦戦している。
ちなみにまだ復帰後3戦しかしていないが、ダルビッシュの現時点での成績は、
2勝0敗、防御率 3.26。
通算成績は41勝25敗、防御率 3.26。
ダルビッシュ 成績~登板3戦目~首の張りで5回降板 [ダルビッシュ 成績 6月 2016]
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ダルビッシュがアストロズ戦~復帰第3戦目に登板したが、勝敗はつかなかった。
6月9日、テキサス本拠地、グローブライフパークで復帰3戦目となるアストロズ戦に先発登板。
5回、被安打3、4四球、1失点、奪三振7、防御率は2.87。
試合は、1-3でレンジャーズが敗れた。
首から肩にかけての張り
ダルビッシュは5回1死の場面で、アストロズ打者スプリンガーを
得意のスローカーブで空振り三振に仕留めるも直後に、
下げた右腕を少しブラブラと振り、右肩を一度横にぐいっと回すしぐさを見せた。
ブルペンがダルビッシュの異変に気づいたのは、次打者アルテューベに対して
3-1から投げた5球目がワンバウンドで四球を出した時だ。
ブロケール投手コーチとトレーナー、レンジャーズの内野陣が
ダルビッシュの元に駆けつけ体の状態を確認した。
時節、ダルビッシュは笑顔で応じ、この回は続投し5回を投げ切り、
バニスター監督と相談した後、5回丁度で降板となった。
試合後の記者会見でダルビッシュは、
『4回を終えたあと、首が張ってるかなと思った。(5回は)真っ直ぐを投げるのはちょっと怖かったので全てチェンジアップ系を主体にした』と説明。
リハビリ登板したマイナーでも同様の張りがあったらしく、
『トミー・ジョン手術後は、あちこち痛くなったりすると言われてるので、(首の張りなど)それで普通だよと言われましたね。次回登板は大丈夫でしょう』と、あまり深刻な状態ではない様子だった。
あとがき
ダルビッシュ、この日の最速は98マイル(158km)を計測している。これは、体の状態が良くなければ出せないスピードだ。 『凄く(状態が)良かった分、張りが出てしまった』と、試合後にダルビッシュが語っている様に。
ダルビッシュは自分の体を研究し、知り尽くしているからそれほど心配はないだろう。
そもそも肘の靭帯損傷状態がそれほど深刻ではなかったにも関わらず、
先のことを計画的に捉え、トミー・ジョン手術に望む決心をしたのもダルビッシュ自身だから。
頑張れダルビッシュ!
ダルビッシュ 成績~復帰戦2連勝!青木を3タテ。 [ダルビッシュ 成績 6月 2016]
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ダルビッシュ有投手が復帰2戦目も勝利し、これで2連勝となった。
ダルビッシュは、6月4日(土)に
本拠地テキサスで行われたマリナーズ戦に復帰後2度目の先発で、
5回2/3を投げ、被安打6、5奪三振1四球で
3失点(自責点3)するも 7-3で勝利した。
数字だけを見れば、前回の復帰第一戦の方が良かったと思われるが、
安定感では今回の当番の方が上回ってる、と見るMLB関係者が多い。
自己最速159km計測
その理由の一つに3回マリナーズ攻撃時の打者、
ロビンソン・カノへ投げた球がダルビッシュ自己タイとなる99マイル(159km)の速球だ。
試合後のカノが語った言葉にパワーアップしたダルビッシュが良く表現されている。
『ダルビッシュは以前と変わらぬスピードの上、ボールもよく動いていた。さらに、真ん中に来たと思ったスライダーが次の瞬間、足元まで曲がってくるんだ。肘の手術後のリハビリに対する姿勢と努力の上、メジャー復帰後に変わらぬ姿を発揮できる。アンビリーバボーだ』
レンジャーズはこの勝利で、ア・リーグ西地区の単独首位に躍り出た。
159kmばかりに目が行きがちだが、
この日4回に迎えたマリナーズの打者アダム・リンドを
三振で仕留めたカーブのスピードは65マイル(104km)だ。
並み居るMLBの強打者たちも
55kmもの緩急を自在に操るダルビッシュの投球に脱帽せざるを得ないだろう。
あとがき
日本のプロ野球は今、交流戦の最中だが
昨日6月5日(日)の巨人-日本ハム戦に登板した
大谷翔平投手が日本最速記録となる163kmを叩きだした。
大谷と言えば作シーズンオフに現地テキサスにて、
ダルビッシュから肉体改造のアドバイスを受けて重量UPを成功させている、いわゆるダルビッシュ門下の一人だ。
大谷が163kmを出す試合の少し前、実はダルビッシュ自身から
『お前を超えるから、超えられないように頑張れ』と伝えてきたことが明らかになった。
今まで球速について、日本プロ野球歴代の指導者たちは、
「球速は持って生まれた天性のもので、練習で球速UPすることはない」と語ってきた。
ところがダルビッシュはそれに異を唱えているからこそ、発した言葉だろう。
この日、99マイルを出した本人も
『肘はまだ100%じゃなく、強化中。まだ怖さがある。でもそんな状態で99マイルなら、100マイル(161km)は出るでしょう。箔もつくし(笑)』と。
ダルビッシュ、今回の99マイルはMLBでの自己最速であって、
実は一度、100マイルを出している。
2009年 WBC決勝の韓国戦でのことだ。
やはり、なんだかんだ言っても豪速球を放り込む投手を見ていると痛快だと、
どんなファンでも誰もが思っていることだ。
目指せ、オーバー100マイル! 頑張れダルビッシュ!
ダルビッシュ 登板予定 6月 2016~マリナーズ戦で青木と対決 [ダルビッシュ 登板予定 6月 2016]
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ダルビッシュ 登板予定 6月 2016年~復帰第2戦 速報
先週、658日ぶりのMLB復帰戦でパイレーツ戦に先発したダルビッシュ有投手。
最速158kmの快投で、5回を1失点7奪三振で、670日ぶりに見事勝利した。
日本のファンのみならず、米国MLBファンが待ち望んだ瞬間だった。
ダルビッシュの人気度は、レンジャーズ対パイレーツ戦が全米に放映されたことが物語っている。
独自の野球理論と体管理システムを持つダルビッシュは、
復帰までのリハビリ期間をこの日のためにじっくりとカラダをパワーアップさせたことも証明した瞬間でもあった。
次回の登板予定はテキサス・レンジャーズの本拠地テキサス州、
グローブライフ・パーク・イン・アーリントン "Globe Life Park in Arlington"にて、
シアトル・マリナーズと対戦する。
試合日時は、
6月4日(土)9:00開始(日本時間)
マリナーズの青木選手との対戦も見どころだ。
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