山田 WBC 幻のホームランと少年、その後。 [山田哲人]
山田哲人がWBC キューバ戦で放ったホームランが幻に終わった動画シーンが何度も繰り返し流されている。
2017年3月7日、東京ドームで行われたWBC キューバ戦。同点で迎えた4回の2死二塁で回ってきた山田の一打は、レフトスタンドへ入る直前に最前列にいた中学生によってキャッチされ、二塁打とされたあのシーンだ。
塁審から二塁へ戻るように言われ、「えっ?!」といった表情の山田。
直後、球団関係者らから厳しく注意を受け、世間の大の大人たちがこの少年に対する誹謗中傷がSNSを騒がせていることに対し、釘を差すように山田がメッセージを発した。
山田哲人は日刊スポーツの取材に答える中で、
「僕は全く気にしていない。だから(これに滅下ずに)またグラブを持って応援に来てほしい」
そもそもグローブを持って日本を応援しに来てるということは彼は熱烈なファンであることに変わりはない。これに似たような出来事は、MLBのしかもワールドシリーズなどでもしばしば起きているが、メジャーリーガーたちはけっしてファンのせいにしたりしない。それも野球の一つだからだ。
頑張れ、少年!
ダルビッシュ ブルペン 動画【最新】2017.3.5 [ダルビッシュ 登板予定 6月 2016]
ダルビッシュ有が2年ぶりにブルペン 動画をYouTubeにUPした。
今回のブルペン 動画は、20球を超える投球で8分以上もあるのでピッチングフォームがよく見て取れる秀逸の動画だ。少年野球、高校球児、大学野球、社会人野球でピッチャーをやってる選手にとっては必見の動画。
敵に研究されることも恐れずのブルペン 動画
今回の動画ではダルビッシュがいろんな球種を投げ分けてるが、こんなピッチング動画(しかも真後ろから)を公開してしまうと、ライバルのMLBメジャーリーガーに研究されてしまうリスクが増える!
にも関わらず、野球全体の(とくに日本)底上げを狙ってるダルビッシュとしては、そんなことお構いなしに公開に踏み切るのだろう。
ゆったりのフォームから爆発的リリース
メジャー5年目を迎えるダルビッシュ。一昨年から昨年にかけてトミージョン手術後、じっくりリハビリをしながらさらにパワーアップさせたカラダ全体から自信みなぎるピッチングフォームにはうっとりする。
日本で対戦相手が居なくなって渡米したダルビッシュのアメリカでの日々は、才能あふれるメジャーのバッターたちとの対戦が楽しくてしょうがないのだろう。さらに昨年は再婚もし、子供も生まれたからなおさらだ。
今年は今までにない最高のパフォーマンスを見せてくれるに違いない。
頑張れダルビッシュ!
❶キャッチャーへ指示を出すダルビッシュ(少し後ろへ下がれ、と言ってるようにみえる)
❷セットポジションに入る
❸ゆったりとノーワインドアップで軽く振りかぶり...
❹ゆったりとテイクバックして...
❺ここから一気にパワー炸裂!
❻強靭な肉体と腕のしなりから、強力なトルクのあるパワーがすべてボールに伝わり...
❼ブンッ!とリリースされるボール
❽左脚に全体重がしっかり乗ってるので、軸がぶれない。
では、お待たせしました。ダルビッシュのブルペン動画をどうぞ。
↓
【初公開!】ブルペン投球を真後ろから by Yu Darvish
ビッシュと呼ぶイチローが話題になってますね。 [ビッシュ イチロー]
ツイッターでも「へ〜、イチローはビッシュと呼ぶんだ〜」とか、「ビッシュって、新しい」、「ビッシュ、流行りそう」などなど盛り上がってます。
言われてみれば、なるほどあだ名で呼びそうな響きです。ひょっとしたら「ビッシュって、小学生の時、最初に俺がダルビッシュにつけたんだよ〜」なんて同級生の声が聞こえてきそうですね(笑)
イチローが初めてビッシュと呼んだ日
この逸話は、遡ること8年前の2009年、米国ロサンゼルス、ドジャース・スタジアムで行われたWBC連覇かけた韓国との決勝戦。
3対2の1点リードで迎えた9回、クローザーで登板したダルビッシュが大乱調で連続3四球で押し出し同点。サヨナラ負けしそうな状況で、右翼を守っていたイチローはダルビッシュの背中に『ビッシュ、頑張れ』とつぶやいていた、というもの。
その後なんとか立ち直ったダルビッシュが1点で押さえ、延長戦に突入。その後の展開は今でもみんなの目に焼き付いている10回表、目の覚めるようなイチローのセンター前ヒットで2点先行。
これに発奮したダルビッシュが覚醒し、10回裏先頭打者を歩かせるも三振→中飛→三振で仕留め試合終了、WBC2連覇達成となった、あの試合である。
WBC 2009 メンバーは伝説的
今こうして、当時の日本代表メンバーを振り返ってみると、イチローをはじめ、野手では青木(現在、MLB ヒューストン・アストロズ)、内川(現在、ソフトバンクホークス不動の4番)、村田(現在、巨人。WBC 3/20決勝戦前に怪我で戦線離脱)、川崎(現在、MLB シカゴ・カブスとマイナー契約)、福留(現在、阪神)、稲葉(現在、日ハムのスポーツ・コミュニティ・オフィサー)、小笠原(現在、中日の二軍監督)中島(現在、オリックス)、岩村(現在、ベースボール・チャレンジ・リーグの福島ホープスに選手兼任監督)。
捕手では、阿部(現在、巨人)、城島(現在、タレント)、石原(現在、広島)。
投手は、ダルビッシュ(現在、MLB テキサス・レンジャーズのエース)、田中(現在、MLB ニューヨーク・ヤンキースのエース)、岩隈(現在、MLB シアトル・マリナーズ)、松坂(現在、ソフトバンクホークス)、涌井(現在、千葉ロッテ)、藤川(現在、阪神)、内海(現在、巨人)、渡辺(現在、新日鐵住金かずさマジックでコーチ兼投手)、山口(現在、巨人)、杉内(現在、巨人)。
目を見張るそうそうたるメンバーではないか。
当時の田中将大はまだ若干21歳、ダルビッシュと涌井秀章は23歳、山口は26歳、岩隈28歳、松坂、藤川、杉内は油が乗ってる29歳と理想の投手陣だったのだ。
恐らく後にも先にも投打ともに最高の選手が一堂に会することは二度とないかもしれない。
さあ、今年のWBC 2017。がんばれニッポン!
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