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ダルビッシュ 滑るボール対策は投球フォームの変化②【ダルビッシュ MLB】 [ダルビッシュ 滑るボールの話し]


ダルビッシュが、メジャーリーグ挑戦のためレンジャーズと契約して
早、2ヶ月が過ぎ、紅白戦など実践に近い試合で順調に調整が進んでいる。

当初メジャーリーグの「滑るボール」で、握りに苦しんでいたが、
前述したように、ダルビッシュは自信の投球フォームを調整することで、
かなり手応えを掴んできているようだ。

 公式ブログやTwitterなどで
 忌憚なく、物怖じしないダルビッシュの言動に
 一部のファンやマスコミによっては、
 過度に厳しい目で彼を評価するきらいがある。

 しかし、日本球界で圧倒的な実力で積み上げた成績を冷静に見れば、
 ダルビッシュの野球を探求する高い思考の中味が理解できると
 考える方に無理がある。

 このブログでは、その孤高の投手の洞察に富んだ工夫や実験、
 目の前の問題への対処方法と、彼の変化の具合に注視して、
 本人が語らない思考の中味を分解、解析しながら
 ひも解いた言葉にして、ダルビッシュのやろうとしていることを
 理解していきたいと思う。

がんばれ!ダルビッシュ!

ダルビッシュ 滑るボール対策は投球フォームの変化②【ダルビッシュ MLB】

ダルビッシュ 登板予定 2012~メジャーリーグの道

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ダルビッシュ 滑るボール対策は投球フォームの変化①【ダルビッシュ MLB】 [ダルビッシュ 滑るボールの話し]


先日3月25日、紅白戦で登板したダルビッシュは
メジャーリーグ公式球の「滑るボール」対応への手応えをつかんだ。

ball.png

この日の投球内容を分析すると、「滑るボールの克服」度合いが見えてくる。

ダルビッシュは、レンジャーズのマイナー選手相手
(3A、2A、1A、それぞれ3人づつ)の紅白戦に5回を投げたが、
6安打、2四球、11奪三振、4失点の結果だった。

投じた球数は、86球。

ストライクカウントが、59球だった(約7割)。

投球していた姿を見るかぎり、
ボールの滑りに苦労している様子はなかった。

ただ、イニングごとの球数にバラツキがあったのは、
もう少し、微調整が必要ということだろう。

ダルビッシュ自身、
「今は自分の調整の時期。ちょっとずつ良くなってきていますし、
ちょっとずつ調子も上がってきている」と。

そこで、ダルビッシュの投球フォームの変化に注目したい。

日本にいる時のダルビッシュの投球フォームは、
左足をホームプレート方向へ”スーッ”と伸ばしていき、
低い重心で投げていた。


しかし、メジャーリーグのキャンプインからの投球フォームを見ると


ご覧のとおり、左足を早めに"ポン"と着地させている。

当然、一足ほど「歩幅」が狭くなり重心が高くなり、
「リリースポイント」も若干後ろへ下がっている。

日本では、リリースポイントはできるだけ前へ持っていくことが基本とされている。

しかし、実際のメジャーリーグでは他のピッチャーを見ても分かる通り
腰高で、ホームプレート方向の足を
"ポン"と着地している選手が多いことに気づくだろう。

こちらは、Rockets(ロケット)の愛称で有名な
メジャーリーグNo.1ピッチャー、ロジャー・クレメンズの投球フォーム。


ダルビッシュは現在、メジャーリーグの公式球を扱うために、
新しい投球フォームを身につけるべく、挑戦中なのである。

これは、ダルビッシュの日本での実績の高さを考えると、
かなり勇気のいる行為だ。

がんばれ!ダルビッシュ!

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ダルビッシュ 登板予定 2012~メジャーリーグの道

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