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ダルビッシュ 海外の反応 タイガースへの130球【2013 MLB】 [ダルビッシュ 海外の反応]

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ダルビッシュが先日のタイガース戦で8回まで、
130球を投げたことに対し、海外の反応、
取り分け全米のメディアやMLBファンの間で物議を醸している。

ダルビッシュが先発として130球投げたこと自体、
自己最多となる球数だった。

メジャーリーグファンなら誰もが知る「先発100球」のめど。

100球以上投げさせるような例外は、
完全試合やノーヒッターの様な状況くらい。

今やダルビッシュは、MLB球界の至宝と見られているため、
今をときめくダルビッシュに今回130球も投げさせた、という球数に
全米のファンだけでなく、各メディアが騒然となったのだ。

DET-1-2_13.jpg
5月17日、ダルビッシュは8回4失点でリーグトップタイの7勝目を挙げた。
テキサス州アーリントン、レンジャーズ・ボールパーク
Photo by Rick Yeatts/Getty Images

なぜ?ダルビッシュが130球も投げることになったのかの
答えはダルビッシュ自身のFacebookで真相が明かされてるが、
全米のメディアやファンの間では、
「この先数年のエースを潰す気か」
「1点差や2点差ならダルビッシュ続投も理解できるが…」
などといった激しい意見が噴出。

地元ダラスのスポーツラジオ局でも
『ダルビッシュは130球を投げるべきだったか?』
というテーマを設け、リスナーの意見を募集したほど。


【ダルビッシュのFacebookより全文そのまま抜粋】
前日のブログ更新できずすみません。
竜巻のため移動が出来ず、飛行機に7時間くらい乗ってました。
寝たのは朝4時半。。
朝起きた時の身体の状態は、、最悪でした。
しかもあんな移動の後だったので皆疲れてるし、
最低7回は投げなきゃいけない状況。
しかしいざ投げ出したらまぁまぁ良く8回まで投げられました。
4失点しましたが仕方ない!
アーリントンではホームランは
オッケーだと思って投げてる分すぐに切り替えられます。
いやーにしてもカブレラさんよ。
ミゲルさん。おかしいでしょ。
もう笑った。インロー、ボール球、
変化も完璧なツーシーム。

※抜粋ここまで


この日のタイガース戦対レンジャーズの見所は、
メジャー球界を代表する防御率1点台のピッチャー、
バーランダー対ダルビッシュという、エース対決だった。

ところが相手バーランダーが3回に崩れ、
1イニング7失点の大乱調で早々とノックアウト。

飛行機で7時間を過ごすことになったダルビッシュも
チーム一同も疲労困憊の中、なんとか5回までを4失点でしのぐピッチング。

エース対決で1点差の展開を期待していたファンとは裏腹の一方的展開となった。

しかしダルビッシュは5回あたりから調子が上がり、
続く6回は三者凡退で切った。

点差はレンジャーズの10対4と6点差。

DET-1_13.jpg
5月17日(日本時間)タイガース戦
3回レンジャーズは逆転し3対5の場面で、7番打者ソト(捕手)がダメ押しの3ランホームランを放ち
ダルビッシュからハイタッチを受けるソト。
テキサス州アーリントン、レンジャーズ・ボールパーク
Photo by Rick Yeatts/Getty Images

ところが、7回に再びマウンドへ向うダルビッシュを見たファンはざわめいた。

ダルビッシュの球数は6回を終えた時点で、すでに100球を超えていたからだ。

ダルビッシュはこの回も三者凡退に切って取るほど
球威は衰えるどころか、増しているのではないかと思うほど
強力なタイガース打線を次々と抑えた。

しかしさらに、レンジャーズ・ボールパークの観衆とメディアを驚かせたのは、
8回にも再びダルビッシュがマウンドへ上がったからだ。

7回を終えた時点で球数は115球を数えており、
誰もがさすがにこの回で降板必至と見ていたため
8回、場内はどよめきに変わり、レンジャーズファンは驚きながらも大歓声を挙げた。

ダルビッシュは、固唾を飲む観衆に応えるように、
8回を15球で三者凡退に仕留め、130球でこの日の先発の役目を終えた。

ちなみにこの日ダルビッシュが投げたストライクの球数も自己最多となる
90球だった。1試合で90球のストライクを投げたピッチャーは、
2000年、ダグ・デービス投手(当時レンジャーズ)以来。

DET-1-1_13.jpg
5月17日(日本時間)タイガース戦で8回まで130球を投げ、勝利したダルビッシュ
テキサス州アーリントン、レンジャーズ・ボールパーク
Photo by AP/Jim Cowsert

◆ロン・ワシントン監督(レンジャーズ)の声
「タイガースの強力なラインナップ相手に(7回終了時点で6点差は)
 十分なリードではないと思った。
 ダルビッシュはスタミナのある投手なので、オーバーワークさせたとは思っていない」
と、続投の背景を説明。

◆ダルビッシュの声
「7回で降板かと思ったが、監督にもう1イニングいけるかと聞かれた。
(100球を超えていても)すごく元気だったし、最近ブルペンも使っていたので」
と、中継ぎを休ませることができたことを良しとするコメントだ。


【ダルビッシュ 登板予定】テレビ放送予定
●NHK BS
5月22日(水)午前9:00〜 BS1

●スカパー!J SPORTS 1(BS242ch)
5月22日(水)午前9:00〜



ダルビッシュ メジャー 公式戦 2012【全試合の結果】はこちらにまとめています>>>

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ダルビッシュの評価を世界的アスリートの視点から見る 2012【ダルビッシュ MLB】 [ダルビッシュ 海外の反応]

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英国誌 "The World's 50 Most Marketable Athletes 2012" で、
(世界のトップ50・最も市場価値を持つアスリート達 2012)
ダルビッシュが世界26位として紹介されている。

ビジネスの視点からスポーツをレポートする月刊誌 "SportsPro" だ。
この出版社が管理する "SportsPro Media"サイトで
"The World's 50 Most Marketable Athletes 2012" が発表されている。

内容は、現在(2012年)世界で最も市場価値のあるアスリートを
50人選出している。

ここに、ダルビッシュ有投手が日本人で唯一選ばれ26位にランキングされているのだ。

名高いアスリート(スポーツ選手)が、
いかに高い商品価値やブランド力を持っているかは、想像に難くない。

この "SportsPro" は、商業的市場価値のみならず、向こう3年間を見越し、
アスリート自身の可能性と将来性、話題性を見込んだとてもユニークな視点で、
世界のアスリート達を評価している。

ちなみに「ベスト10」の顔ぶれを見ると、
----------------------------------------
1位 ネイマール "Neymar"(ブラジル)20歳【サッカー】
Neymar.jpg

2位 ローリー・マキロイ "Rory McIlroy"(英国)23歳【男子ゴルフ】
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3位 リオネル・メッシ "Lionel Messi"(アルゼンチン)25歳【サッカー】
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4位 ウサイン・ボルト "Usain Bolt"(ジャマイカ)25歳【陸上短距離】
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5位 クリスティアーノ・ロナウド "Cristiano Ronaldo"(ポルトガル)27歳【サッカー】
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6位 ブレイク・グリフィン "Blake Griffin"(アメリカ)23歳【NBA】
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7位 ノバク・ジョコビッチ "Novak Djokovic"(セルビア)25歳【テニス】
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8位 セバスチャン・ヴェッテル "Sebastian Vettel"(ドイツ)24歳【F1】
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9位 ティム・デボウ "Tim Tebow"(アメリカ)24歳【NFL】
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10位 ヤニ・ツェン "Yani Tseng"(台湾)22歳【女子ゴルフ】
Yani Tseng.jpg

----------------------------------------
といった具合で、日本でもよく知られたアスリート達だ。

面白いのは、メッシとロナウドが3位、5位に位置し
1位が、ネイマールであるところ。
しかし、将来性で評価するところが "SportsPro" のやり方だ。
ネイマールの22歳の若さ、2014年のブラジルWカップなどを考慮すると
理解できる選出だ。


11位以下の選手で、ユニークなアスリートを紹介する。

◆13位(前回9位)キャロライン・ウォズニアッキ "Caroline Wozniacki"(デンマーク)22歳【女子テニス】
 デンマーク人として初めて世界ランキング1位になった選手。
 これまでにWTAツアーでシングルス18勝。その美貌と実力で話題になっている選手。
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◆15位(前回20位)マニー・パッキャオ "Manny Pacquiao"(フィリピン)33歳【プロボクシング】
 6階級制覇の偉業を成し遂げ、33歳の現在も
 WBO世界ウェルター級スーパー王者に君臨する伝説的選手。
 史上2人目の6階級制覇王者。元WBC世界フライ級王者、
 元IBF世界スーパーバンタム級王者、元WBC世界スーパーフェザー級王者、
 元WBC世界ライト級王者、元WBO世界ウェルター級王者、
 元WBC世界スーパーウェルター級王者で「事実上の10階級制覇王者」と言われている。
 貧しく治安も悪い祖国フィリピンを改善するために
 昔から政界を視野に入れた活動を続け、2010年の下院選挙では有力候補を抑えて当選し、
 プロボクサーと国会議員の二束の草鞋を履きながら活躍中。
pacquiao.jpg

◆16位(前回10位)マヘンドラ・シン・ドーニ "Mahendra Singh Dhoni"(インド)31歳【クリケット】
 そもそも日本ではクリケットを見ることもないが、
 インドでは大人気のスポーツ。
 インド代表の主将を務めるドーニ選手は国民的英雄で、
 2年間で21億インドルピー(約30億円)という日本ではありえない
 大型CM出演契約を獲得している。
 すでに世界経済大国4位まできているインドの経済力は、
 スポーツ界のスターにこれだけの大金を払える国になっているのだ。
MS Dhoni.jpg


50位のランキング内には、
アスリート達の母国経済発展度合いが強く考慮されている。
BRICsと呼ばれるブラジル、ロシア、インド、中国のアスリートは
しっかりランクインしている。
ブラジルはサッカー選手や格闘技選手、
ロシアは2014年ソチ五輪前もあり、アイスホッケー選手、
インドはクリケットと今夏のロンドン五輪に出場する女子ボクシングの選手、
中国はバドミントンの選手といった具合だ。

BRICsの国は人口が多く、経済成長とともに、
人々のスポーツに対する関心も高くなっている。
日本選手で選出されたのがダルビッシュ1人というのは、
そのまま国の勢いも反映されているようでシビアな結果だ。

◆17位(前回14位)ショーン・ホワイト "Shaun Roger White"(アメリカ)25歳【スノーボード】
 スノーボードのみならず、プロのスケートボーダー。
 2003~2011の夏冬Xゲームズで、合計14回の優勝を誇り、
 2006年トリノオリンピック、2010年バンクーバーオリンピックで金メダル。
 パイプのサイズが変わらなければ人類としてこれ以上回せないだろうといわれる、
 縦に2回転する間に横に3回転半する「ダブルマックツイスト」を完成させた神様的存在。
shaun-white.jpg

◆18位(前回22位)マリア・シャラポワ "Maria Sharapova"(ロシア)25歳【女子テニス】
 日本でもっとも知られたテニスプレーヤー。
 近年、4大大会の女子シングルスで生涯グランドスラムを達成した数少ない選手の一人。
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◆21位(初登場)ジェレミー・リン "Jeremy Shu-How Lin"(アメリカ)23歳【NBA】
 台湾系アメリカ人、ハーバード大学出身。
 エリートへの道を選ばず、米プロバスケットボールNBAに挑戦。
 しばらく埋もれた日々や解雇も経験したが、
 ニューヨーク・ニックスと契約して迎えた今年1月に大ブレイクした。
 異色の経歴と突然の大活躍でリンは全米で一躍時の人になった。
 タイム誌の「世界に影響を与える100人」にも選出されたほどの
 話題性が高い市場価値に結びついていると評価されたようだ。
Lin.jpg

◆26位(前回46位)ダルビッシュ有 "Yu Darvish"(日本)25歳【MLB】
 言うまでもない日本の誇るNo.1ピッチャーだ。メジャーリーグデビュー一年目の
 7月11日(日本時間)に開催される第83回「MLB オールスターゲーム 2012」にも選出された。
 ダルビッシュのメジャーでの成績は(順位はアメリカンリーグ)
 試合数:16  防御率:3.59(15位)  10勝5敗(2位)  投球回数:102 ⅔回
 被安打:86  奪三振:117(3位)  四死球:56
 (7月2日現在)
Darvish Yu.jpg

◆28位(前回8位)マイケル・フェルプス "Michael Phelps"(アメリカ)27歳【競泳】
 100m、200mバタフライ、400m個人メドレーの世界記録保持者。
 “水の超人”イアン・ソープ(オーストラリア)を抜き、世界の頂点に立つ。
 通算16個のオリンピックメダルを獲得しており、歴代2位。
 金メダルの通算獲得数は14個で、歴代1位。
 (2011年8月現在)
Michael Phelps.jpg

◆36位(前回32位)アンディ・マレー "Andy Murray"(英国)25歳【男子テニス】
 スコットランド出身だが、若い頃からイギリス国内で大きな責任を背負い、
 ウィンブルドン現象(*2)という不名誉の払拭できる星として期待され、
 2012年7月のウインブルドンで自身初、英国人としても76年ぶりの決勝まで進んだが、
 結局フェデラーに阻まれ、準優勝で終えた。
 フェデラーは、ウインブルドントップタイの3年ぶり7勝目を挙げた。
(*2)ウィンブルドン現象=テニスのウィンブルドン選手権が語源。
 伝統ある同選手権では世界中から強豪選手が集まるために、
 開催地イギリスの選手が勝ち上がれなくなってしまった現象。
 英国人男子では1936年のフレッド・ペリーを最後に76年間優勝者を出していない。
murray.jpg

◆37位(前回40位)アンデウソン・シウバ "Anderson Silva"(ブラジル)36歳【総合格闘技】
 細長い手足を持つ男「ザ・スパイダー」の異名を持ち、UFCで連勝記録更新中。
 ムエタイで培った強烈な打撃を武器にUFC世界ミドル級王者として君臨している。
 総合格闘技におけるパウンド・フォー・パウンド(*1)の1人と目されている。
 UFCにおいて、全階級を通じて王座の在位期間が史上最長であり、
 全階級を通じた王座の最多連続防衛記録及び同イベントにおける最多連勝記録
 (現在14連勝中)を持っている。
(*1)パウンド・フォー・パウンド=
 仮に体重差がなかった場合、最強と目されるチャンピオンに与えられる称号
silva.jpg

◆41位(初登場)ローガン・モリソン "Justis Logan Morrison" (アメリカ)24歳【MLB】
アメリカ合衆国ミズーリ州カンザスシティ出身の野球選手(左翼手)。左投左打。
MLB マイアミ・マーリンズ所属。
Logan Morrison.jpg

◆44位(前回位)ホープ・ソロ "Hope Amelia Solo"/GK(アメリカ)31歳【女子サッカー】
なでしこジャパンが初優勝した「2011 FIFA女子ワールドカップ」決勝戦の相手、
アメリカチームの守護神として知られる。
hope-solo.jpg

◆47位(再登場)タイガー・ウッズ ""(アメリカ)36歳【男子ゴルフ】
 ゴルフファンでなくとも世界中で知らない人がいないほど、最も有名なアスリート。
 メジャー大会では通算14勝、単独2位。1位はジャック・ニクラウスの通算18勝。
 マスターズ4勝は大会歴代2位タイ。
 全米プロ4勝は大会歴代3位タイ。全英オープン3勝は大会歴代1位タイ。
 すべてのメジャー大会に3勝ずつを挙げる「トリプル・グランドスラム」を「32歳6ヶ月」で達成。
 ジャック・ニクラスの38歳を大幅に更新した。
 2012年のAT&Tナショナルで優勝し、PGAツアー通算「74勝」を達成。
 PGAツアー優勝回数でジャック・ニクラスを抜いて単独2位となる。
 1位は、通算82勝のサム・スニード。
Tiger Woods.jpg

といったところだ。
--------------------

26位にランキングされたダルビッシュは、このように紹介されている。
SportsPro_dar1_2012.jpg

(原文:SportsPro Webサイトより引用)--------------------
Yu Darvish - Japanese/Iranian, 25, Baseball (46)

Yu Darvish has, at last, arrived. After months, even years,
of speculation, a US$60 million,
six-year contract was signed in January to bring Darvish to
Major League Baseball (MLB) with the Texas Rangers.
Once fees to the pitcher’s former team Hokkaido Nippon Ham Fighters were factored in,
the overall cost to the Rangers reached an eyewatering US$111 million.

It was, however, a price worth paying for the franchise,
who have not only acquired a very talented player –
widely regarded as the best to come out of Japan for some time –
but also significant commercial opportunities that
stretch far beyond MLB’s North American borders.

Darvish is nothing short of a superstar in his homeland
and the Rangers already claim to have done
at least three seven-figure Darvish-related deals,
rather proving the theory. Darvish himself had his first US deal,
a multi-year agreement with Topps trading cards,
signed and sealed even before he made his MLB debut in April.

As he finds his feet in the high-intensity world of US pro sports,
Darvish can call upon the experience of
agent Arn Tellem from Wasserman Media Group.

With a growing profile in the United States
and continuing popularity in his homeland – there were
six Japanese TV crews and nearly one hundred Japanese journalists present for
Darvish’s first Spring Training as a Ranger –
Tellem is likely to be a very busy man over the coming months and years.

(和訳)------------------------------------------------------------
ダルビッシュ 有 - 日本人/イラン人、25歳、野球(前回46位)

ダルビッシュ有が、ついにやってきた。
複数年契約で、推定6,000万米ドル(約46億円)、
メジャーリーグベースボール(MLB)のテキサス·レンジャーズへの移籍で
ダルビッシュは6年間契約で、1月に調印された。
ダルビッシュの元チームである北海道日本ハムファイターズへの
手数料(ポスティングシステム)が考慮され、
レンジャーズの全体的なコストは、驚きの1.11億米ドル(約87億円)に達した。

いずれにせよ、極めて才能のある選手を獲得するためには、
フランチャイズ(日本ハムファイターズ)へ支払うべき価値のある価格であった。
しばらくの間、日本では選手たちが海外進出することが最善の道と考えられてきたが、
それだけでなく、MLBのあるアメリカ国境もはるかに越えて、
重要な商業機会が、そこまで広がっているということだ。

ダルビッシュのホームとなったレンジャーズは、
理屈の証明ではなく「最低でも"777"という最高の結果」と契約したのであり、
短命ではないスーパースターとしてのダルビッシュを求めている。
ダルビッシュは、MLB公式戦デビュー前の4月、
トップス社(米最大手)と自身のトレーディングカード複数年契約に署名した。
アメリカに来て最初の契約である。

ダルビッシュは、米国プロスポーツの最高峰の世界に自分の足場を見つけると
ワッサーマン・メディア・グループのエージェント=アーン・テレム氏の経験を味方につけた。

アメリカにおいて、ダルビッシュが今後も
成長し続ける人気をいかに持っているのかがわかる、ホームでの出来事がある。
ダルビッシュにとって最初のレンジャーズ春季キャンプには、
日本から6社のTVクルーと約100名の報道陣がやってきたのだ。
テレム氏は、今後数ヶ月から数年にわたって非常に忙しくなるであろう。
------------------------------------------------------------

「 "SportsPro" が、ダルビッシュを26位にランキングした先見性」

ここで、ひとつ注目したいのは、
外国メディアである英国誌の "SportsPro" がダルビッシュの市場価値を認めていることだ。
英国での野球は、非常に関心の薄いスポーツ。
にも関わらず、ダルビッシュを市場価値ベスト50にランクインさせた。
MLB選手で入っているのは他にもうひとり、
マイアミ・マーリンズのローガン・モリソン外野手の41位だけ。
英国での人気や関心の高さとは関係なく、あくまでも世界のスポーツのトレンドを
冷静かつ客観的に分析して判定していることは、素晴らしい。

さらに驚くのは、昨年2011のランキングでもダルビッシュは
46位にランクインされていたことだ。

昨年のダルビッシュはまだ、世界中のスポーツ全体から見て
日本のプロ野球リーグの北海道日本ハムに所属する一投手に過ぎず、
その時点ではメジャーに挑戦するどうかも判らなかった。
(そもそもダルビッシュ自身ずっと、メジャーには行かないと明言していた)
そんな選手の市場価値を評価し、世界のベスト50に選出した
英国誌 "SportsPro" のリサーチ能力と先見性は、ジャーナリスト魂の鏡である。
(ちなみに昨年は石川遼が26位に入っていたが今年度版ではランク外に飛ばされた)

◆参考サイト
「The World's 50 Most Marketable Athletes 2012」
http://www.sportspromedia.com/notes_and_insights/the_worlds_50_most_marketable_2012/


がんばれ、ダルビッシュ!メジャーリーグの道

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ダルビッシュの評価を世界的アスリートの視点から見る 2012【ダルビッシュ MLB】

ダルビッシュ 登板予定 2012〜メジャーリーグの道

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