ダルビッシュ 成績 メジャー 月間最優秀新人を受賞! [ダルビッシュ 成績 4月 2012]
テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有が5月2日、4月のア・リーグ最優秀新人を受賞した。
ダルビッシュは4月、メジャーでリーグトップタイの4勝(無敗)を挙げ、
防御率2.18(リーグ6位)、33三振(リーグ5位タイ)と好成績が評価された。
4月に無敗で4勝以上を挙げたメジャーの新人投手は、1957年以降では、ダルビッシュが6人目。
テキサス・レンジャーズの選手がア・リーグ月間最優秀新人に選出されたのは、
2010年のネフタリ・フェリス投手以来。
⇒ ダルビッシュ 成績 メジャー【過去試合の結果】は、こちらでまとめています。
※25日(日本時間)、ヤンキース戦で圧巻のピッチングを魅せるダルビッシュ
(c)AFP/Getty Images/Ronald Martinez
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【ダルビッシュ語録】※5月2日ダルビッシュ公式ブログより
感謝
4月の月間最優秀新人を受賞しました!
月間MVPとは違います(笑)
何よりやっぱり賞は嬉しいですね。
これからもしっかり頑張っていきます
さてトロントでの試合を終えてクリーブランドへ移動して来ました!
飛行時間は1時間もかかってないかな?
あっという間でした
明日はオフなのでゆっくりします
がんばれ、ダルビッシュ!メジャーリーグの道
ダルビッシュ 成績 メジャー 月間最優秀新人を受賞!
ダルビッシュ 登板予定 2012~メジャーリーグの道
ダルビッシュ 成績 メジャー ブルージェイズ戦 勝利!【ダルビッシュ 5登板目】 [ダルビッシュ 成績 4月 2012]
ダルビッシュがブルージェイズ戦で4勝目を飾った!
ダルビッシュは、先日(25日)ヤンキース戦を終えた後に
登板予定が1日繰り上がり、この日(1日 ※日本時間)、
トロント・ブルージェイズの1戦目に登板し7回を1失点に抑え4勝目を上げた。
※ダルビッシュ、初被弾も4勝目!獲得に動いた相手チームに力見せつける
ファンの期待通り
いや、期待以上のピッチングでブルージェイズ打線から9奪三振。
ダルビッシュが奪取した三振は3回までに6三振という、序盤はハイペースな三振ショーだった。
これで、ダルビッシュの成績は開幕から負け無しの4連勝。防御率は2.18とまたUPした。
※ヤンキースのみならず、ブルージェイズ打線をも翻弄するダルビッシュ(共同)
4回裏にメジャーデビュー後初のホームランを浴びたものの、
登板するごとに安定さを増し、集中を切らさずきっちりと押さえ込んだ。
ブルージェイズ戦の4回、エンカーナシオン(手前)にメジャー初の本塁打を浴び、
飛球方向を向くレンジャーズのダルビッシュ(共同)
2回、7回には得点圏にランナーを出すも、要所で三振を取る圧巻の投球。
冷静なマウンドさばきは日本にいた頃の風格が漂い、メジャーの先発投手としての役割を十二分100%果たした。
ダルビッシュのピッチング内容は、ある意味ヤンキース戦以上の出来で、
3つの四死球を出したものの、全体にストライク先行でブルージェイズ打線を圧倒した。
とくに1球目にストライクを取りに行くことに集中していた。
この日、
1,2回は直球中心の組立だったが、多少抜けるボールが出たため
3回からは変化球中心へと修正した。
このあたりが、ダルビッシュの適応スピードの速さを物語っている。
【ダルビッシュの成績】
投球回数:7回、被安打:4、奪三振:9、与四球:2、与死球:1、失点:1、自責点:1、被本塁打:1、球数:97
「打たせて取るダルビッシュ」の投球が被安打の減ったことで伺える。
※一発は浴びても、ダルビッシュのマウンドさばきには風格が漂う(ロイター)
4連勝は、テキサス・レンジャーズ先発投手陣の中ではもちろんダルビッシュだけ。
しかも4月を終え、両リーグ最多タイのハーラーダービートップだ。
ハイレベルなメジャーリーグでデビュー早々、エースらしい活躍をするとは
日米合わせてさすがに、誰も想像できなかったであろう。
このブログでダルビッシュの適応力の凄さには何度も触れているが
まさに、どんなに高いレベルであろうと、
その状況状況に柔軟に合わせていけることこそダルビッシュならではである。
きっと、ダルビッシュ本人こそ、さまざまな環境や状況の変化を
楽しみながら、日々ひとつひとつ実感していることだろう。
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【米メディアの声(電子版より)】
昨オフにダルビッシュ獲得に動いていたトロント・ブルージェイズに対し、
力強い投球を見せつけたダルビッシュ。
「もし有(ダルビッシュ)がここ(ブルージェイズ)にいたら…」。
こんな見出しも地元紙(トロント)の電子版にあった。
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【他メジャー選手・コーチ・監督語録】
◆ マダックス投手コーチ
最近の好投の要因を
「ストライクをどんどん投げるから、打者は変化球に手を出さなければいけなくなる」
と分析。
◆ ナポリ捕手
「以前はコーナーをあまりに狙い過ぎていたが、ストライクゾーンをより広く使えている」
と説明した。
◆ レンジャーズのロン・ワシントン監督
ダルビッシュについて
「彼は良いボールを投げていた。
繰り返しになるが、ランナーを出してからの投球が本当に素晴らしい。
これは良い投手の条件だ」と、
走者を背負った場面で得点を許さないダルビッシュの投球を絶賛した。
ワシントン監督の信頼度は高い(共同)
4勝目を挙げ、ワシントン監督(手前)と抱き合うレンジャーズのダルビッシュ(AP)
ダルビッシュはこれで無傷の4勝となったが、の質問に対しワシントン監督は
「32勝0敗なんてことは期待していない。だけど、彼は我々の望み通り毎回試合を作ってくれる」
と、先発投手の役割をきっちり果たしている点を評価していた。
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【ダルビッシュ語録】
「まだ4月だから、今月がどうとか満足しているとかは頭にない。
今は、次回の登板に向けて良い準備をすることだけを考えています」
とダルビッシュ。
好成績にも気を緩めず、1年を通しての活躍を見据えていた。
4勝目を挙げ、ファンの声援に応えるレンジャーズのダルビッシュ(共同)
先日のタンパベイ・レイズに1勝2敗で、同カード初の負け越しを食らったテキサス・レンジャーズ。
この悪い流れを断ち切ったダルビッシュ有。
ダルビッシュの姿は、
ファンの目にはすでにレンジャーズのエースとして写っていることだろう。
がんばれ、ダルビッシュ!メジャーリーグの道
ダルビッシュ 成績 メジャー ブルージェイズ戦 勝利!【ダルビッシュ 5登板目】
ダルビッシュ 登板予定 2012~メジャーリーグの道
ダルビッシュ 成績 メジャー ヤンキース初戦を振り返る【ダルビッシュ 4登板目】 [ダルビッシュ 成績 4月 2012]
ダルビッシュ登板予定通りの24日(日本時間25日)、
ヤンキース初戦でヤンキース打線を快刀乱麻で抑え3連勝3勝目を上げた
ダルビッシュに対し、NYタイムスはじめアメリカのメディア各社は大絶賛した。
本拠地テキサス・レンジャーズ・ボールパークで
ヤンキース打線を相手に快投するダルビッシュ
(c)AFP/Getty Images/Ronald Martinez
ダルビッシュ、黒田、ともにお互いの持ち味を出したと伝えている。
NYタイムス記事はダルビッシュのボールは常にストライクゾーンギリギリで、
ヤンキース打線にとっては打ち返すのは難しかった。と書いている。
黒田については初回にホームランを打たれながらも
すぐにピッチングを立て直し、
最強のレンジャーズNo.1猛打線を2点に抑えたことは
勝ちに値する内容だったと、黒田も絶賛した。
メジャーリーグの大先輩、No.1の実績を持つ
黒田博樹の力投が光る
(c)AFP/Getty Images/Ronald Martinez
6回途中降板後、ダグアウトでうなだれる黒田
(c)AFP/Getty Images/Ronald Martinez
まさに、夢の日本人トップ投手による世紀の名勝負だった。
ちなみにテキサス・レンジャーズ打線は
メジャーリーグ両リーグ(ア・リーグ/ナ・リーグ)中、現在トップである。
テキサス・レンジャーズの打撃成績(4月27日現在 ※日本時間)
打率.297(1位)、本塁打数33(1位)、打点108(2位)
両リーグを通した他チームと比較してみよう。
カージナルス:打率.277(2位)、ブリュワーズ:本塁打数27(2位)、レッドソックス:打点112(1位)
全チームを圧倒したテキサス・レンジャーズの強力打線である。
ちなみに、レンジャーズの防御率も良く、トップ5の【2.28】である。
日本人投手が海を渡りメジャーリーグに挑戦し続けているが、
今回7度目の日本人同士投手対決を迎え、
初めて、全米のメジャーリーグファンの心を鷲づかみにする熱い日本人投手戦となった。
類まれな適応力を持つダルビッシュ。
この日は、セットポジション(ノーワインドアップ)を選択。
要所要所を三振で仕留める快投で、ヤンキース打線をシャットアウト。
メジャーリーグへ渡り、レンジャーズ入団以来、最高のピッチングを披露した。
何と言ってもこの日のダルビッシュは、本来の制球力の良さが光った。
投球数119のうちストライクが81球だった(ボールは38球)。
与四死球は2(うちひとつは、打ちとったかに見えた微妙な四球判定)。
本拠地のファンが固唾(かたず)をのんで見つめる中、
快刀乱麻のピッティングを魅せるダルビッシュ
(c)AFP/Getty Images/Ronald Martinez
最大の見せ場は、ノーアウト満塁となった3回のピンチ。
チャベスに右前打を許し、
マーティンに自信を持って投げたダルビッシュのスライダーに
主審の微妙な判定で四球となる。
さらに、次打者ジ―タが一塁方向へ意表をつくプッシュバントに
誰も反応できずノーアウト満塁としてしまう。
本来ならここで、普通の投手なら崩れてもおかしくない場面。
しかし、ここからダルビッシュの真骨頂劇が始まる。
4番目の打者グランダーソンにカウント2-2からファウルで粘られるが、
外角ギリギリにタイミングを外したカーブで見逃しの三振。
ここで5番目の打者、メジャーリーグを代表する
A.Rod(アレックス・ロドリゲス)とを迎え、グラウンド全体が最高潮となる。
ダルビッシュはA.Rodに対し内角ストレートを攻め、
つまらせた当たりはサードゴロ併殺打となる、圧巻の見せ場を演出した。
結局、8回と1/3を投げ、守護神ネーサンにマウンドを託し
完投こそ逃したが、終わってみれば「圧巻の10奪三振」!
快心のピッティングを終え、マウンドからベンチへ向かうダルビッシュを
讃える大声援を贈る熱狂のテキサス・レンジャーズファン。
ファンの声援に応え、軽く帽子に手をやり、
控えめに手を一度だけ振って応えるダルビッシュ。
実にクールだ。
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【米メディアの声】
◆ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)
翌25日(日本時間26日)、
普段は非常に手厳しい論調で有名なニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は、
対決したダルビッシュと黒田博樹の2人を
”Two Japanese Starters: One Good, One Great"
「二人の先発日本人投手:一人は良く、もう一人はもっと素晴らしかった」
と讃える見出しを飾った。
◆スポーツ専門局ESPN(電子版)
ヤンキースがダルビッシュの入札に参加したが、
入札額がレンジャーズの5,170万ドル(約42億円)に遠く及ばず、
1,500万ドル(約12億円)だったことをキャッシュマンGMが、
「入札額は適性価格」と語ったことに比喩して、
「この日の結果がわかっていたら、キャッシュマンGMも獲得を本気で目指していたのではないか」と皮肉った。
◆ニューヨーク・ポスト紙(電子版)
「もし、ダルビッシュ有がこの試合以上の投球をするのならば、
今シーズン、完全試合を達成する投手はフィル・ハンバーだけではなくなるだろう」
※フィル・ハンバー:
4月21日(現地時間)のマリナーズ戦で完全試合を達成したホワイトソックスの投手
◆FOXスポーツ(電子版)
レンジャーズのワシントン監督の談話を紹介。
「素晴らしかった。ダルビッシュはどんどん良くなってるって言ってただろう?
(ダルビッシュ自身も)自分としてはまだまだよくなると思う。と言っていた通りになった」
勝利を喜ぶワシントン監督に迎えられ抱擁を受けるダルビッシュ
(c)AFP/Getty Images/Ronald Martinez
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【他メジャー選手・監督語録】
◆脱帽のマーク・テシェイラ
ダルビッシュに4打数無安打、1三振に抑え込まれた
年俸18億3千万円の1塁手、マーク・テシェイラは、
「聞いていた通りの実力、それ以上かもしれない。
ベースのコーナーにボールが集まり、すべてのボールが動いていた」
と脱帽。
「(黒田)ヒロキが素晴らしいピッチングをしていたのに、
我々はまったく援護ができなかった。申し訳ない」と、
黒田の好投を思いやっていた。
◆無言で去ったA.Rod(アレックス・ロドリゲス)
3回の一死満塁のチャンスで三ゴロ併殺打に倒れ、
結果4打数無安打(1三振)に終わったA.Rodは、
試合後のクラブハウスで姿をくらますと、最後まで報道陣の前に出てこなかった。
◆賛辞を贈るデレク・ジータ
2安打を放ったデレク・ジータは、
「ダルビッシュはすべての球種を織り交ぜながら、全打者に対し素晴らしい投球をしていた。
投手が誰であろうとも初対決は厳しい戦いとなるが、
彼は投手としてすべてを兼ね備えていた。
制球も良く常に有利なカウントで投げていた」と賛辞を贈っていた。
◆舌を巻くヤンキース・ジラルディ監督
ダルビッシュが前回まで、制球難に苦しんでいたデータを持ち出し、
待球作戦を指示したが、
「制球も良く、投げるたびに良くなっていった」と
ダルビッシュの適応能力の高さに舌を巻いていた。
◆レンジャーズのマイク・ナポリ捕手(Mike Napoli)
2人が良いバッテリー関係にあると話し、
「彼とはとてもやりやすい。思い浮かぶ全ての投球方法を使った。
彼は本当に多くの球種を持っている。それらを理解できるようになってきて、とても良くなってきた」
と話した。
◆ロン・ワシントン(Ron Washington)監督は、
「今より上達するならば、今シーズンの残りはスペシャルな年になるね。
今夜、彼は持っているものを全て出し切ったし、それが必要だった」
とコメント。
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【ダルビッシュ有 ヤンキース戦 10奪三振/圧巻のダブルプレイ】
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【ダルビッシュ語録】
「コントロールが定まり、カーブとチェンジアップがよかった。
三振を取りたい場面で取ることができて、いい感じで投げられた」
9回途中まで無失点に抑え、メジャーリーグ初完封のチャンスがあったことについて聞かれ
「監督に交代させられるところまではきっちり投げようと思っていた」
とダルビッシュらしい淡々とした表情。
先発で投げ合ったヤンキースの黒田投手について
「いつもどおり、いいピッチングをしていて、すごいと思いました」
敬意を表していた。
ダルビッシュより一回り年上の黒田(37歳)の気迫ある投球
(c)AFP/Getty Images/Ronald Martinez
そもそも取りたいところで三振を取れるのが、
ダルビッシュのダルビッシュたる所以(ゆえん)だ。
しかし、今回の投球で目が光るのは
「打たせて取るダルビッシュ」の投球。
際どいボールでゴロに仕留めるピッチングは、
中4日というきついローテーションのメジャーリーグの
先発投手(スターター)にとって理想の省エネ投球術である。
三振を取れるチカラがありながら、あえてその気持ちを抑え
「打たせて取るダルビッシュ」。
メジャーリーグへ渡って、まだ三ヶ月経たずして
メジャーリーグに適応し始めているダルビッシュの進化は
我々の想像を超えて、どんどん先へ進んでいる。
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【今後の見所】
ワールドシリーズ制覇を狙うヤンキースと
初のワールドシリーズ優勝を目指すレンジャーズ。
2012年メジャーリーグで、
この2チームの対戦は、間違いなく今年のベストカードだ。
今後、「ダルビッシュ 対 黒田」の日本人対決は、
全米のメジャーリーグファン待望の最大のBIGカードとなるだろう。
そして再び、ローテーションのタイミングさえ合えば
もう一度「ダルビッシュ 対 黒田」の日本人対決を見たいのは、
私だけではないはずだ。
がんばれ、ダルビッシュ!メジャーリーグの道
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ダルビッシュ 成績 メジャー ヤンキース初戦を振り返る【ダルビッシュ 4登板目】
ダルビッシュ 登板予定 2012~メジャーリーグの道
ダルビッシュ 成績 メジャー 3勝目!ヤンキース初対戦!【ダルビッシュ 4登板目】 [ダルビッシュ 成績 4月 2012]
ダルビッシュは登板予定通り24日(日本時間25日)、
米テキサス州、レンジャーズ・ボールパークで
ヤンキース 対 レンジャーズ2戦目が行われ、
夢の対決となった黒田博樹とダルビッシュの投げ合いは
ダルビッシュに軍配が上がり、3勝0敗と成績を積み上げた。
防御率成績も「3.57」から「2.42」にアップ。
8回1/3を無失点で抑えた成果が一気に防御率成績を押し上げた格好だ。
これで、ダルビッシュは無傷の3連勝を飾り、奪三振10の力投を魅せ、
通算成績で奪三振も「14」から「24」になった。
レンジャーズは、昨日のヤンキースに一矢報い2対0で通算14勝4敗となった。
黒田は7回途中2失点で降板。
※ヤンキース戦で力投するダルビッシュ(24日:時事)
この日のダルビッシュは直球も走り、変化球が冴えた。
初回、現在打率4割1分1厘と絶好調のヤンキースの看板選手デレク・ジータを
初球高めのストレートでショートゴロに打ち取ると
主砲A.Rod(エイ・ロッド=アレックス・ロドリゲス)には、
外角スライダーで空振り三振に仕留めた。
2回を三者凡退に抑えたダルビッシュは3回、
ジーターにヒットを許し、無死満塁のピンチを迎えるが、
4人目のカーティス・グランダーソンを外角カーブで見逃し三振、
5人目のロドリゲスには内角ストレートで三塁ゴロ併殺打に仕留め、無失点に抑えた。
ダルビッシュの投球は回を追うごとに安定し、
8回までを無失点で抑え、9回テシェイラをセンターフライに打ち取った後、
スウィシャーにレフト前ヒットを打たれたところで交代。
最後は守護神ネーサンがイバネスを1球でセカンドゴロ併殺打に仕留め試合終了。
9回までの圧巻のピッチングを終え、ベンチに戻るダルビッシュを
レンジャーズ・ボールパークのファンは、
大声援とスタンディングオベーションで迎えた。
3勝目、おめでとう!ダルビッシュ!
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【ダルビッシュの成績】
投球回数:8回1/3
被安打:6、奪三振:10、与死球:2、失点:0、自責点:0、球数:113
セーブ:ネイサン 2敗5S 4.15
☆通算成績
3勝0敗、 防御率:2.42、 奪三振:24
【黒田博樹の成績】
1勝3敗 防御率:4.38
投球回数:6回2/3
被安打:5、奪三振:5、与死球:2、失点:2、自責点:2、球数:107、被本塁打:1
本塁打:キンスラー(5号ソロ)
※ダルビッシュ 対 黒田、
2年ぶり7度目となるMLB日本人投手同士の投げ合い
(C) Eric Miller & Ray Stubblebine / Reuters
がんばれ、ダルビッシュ!メジャーリーグの道
ダルビッシュ 成績 メジャー 3勝目!ヤンキース初対戦!【ダルビッシュ 4登板目】
ダルビッシュ 登板予定 2012~メジャーリーグの道
ダルビッシュ 成績 メジャー タイガース戦を振り返る【ダルビッシュ 3登板目】 [ダルビッシュ 成績 4月 2012]
【レンジャーズ戦績】
19日タイガース戦初戦、
この試合からレンジャーズ・ワシントン監督の作戦で
ダルビッシュの先発ローテーションが繰り上がり先発、
ダルビッシュじは2勝目(0敗)を上げ、レンジャーズは7連勝中。
現在、レンジャーズは11勝2敗で
2位と4.5ゲーム差、アメリカン・リーグ西地区首位を走る。
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ダルビッシュ有は、
9日のマリナーズ戦では、ツーシームで苦しみ、
14日のツインズ戦は、フォーシームで手応えを感じたダルビッシュは
19日のタイガース戦、フォーシームにかけた。
19日の先発ヨルビト・トレアルバ(33)は守備に定評のあるキャッチャー。
一回、トレアルバは、ダルビッシュの直球に手応えを感じると
二回からカーブも織り交ぜて要求。
この日のダルビッシュの直球は最速153キロ。
カーブは110キロ台で緩急のある投球内容に組み立てた。
40キロの球速差は、打者を翻弄するには十分なメリハリのある内容。
試合開始時のテキサス州デトロイトは
気温14度、湿度80%で、かなり日本のような天候だったことも
ダルビッシュにとってはプラスに作用した。
タイガース打線の中でも、メジャーリーグ2011年
カブレラ(3番、昨季首位打者)、フィルダー(4番、昨季38本塁打)など
大物打者と対戦できたことも
メジャーリーグを選んだダルビッシュの闘争心を掻き立てた。
結果、この2人を無安打で封じている。
カブレラが六回、ダルビッシュの投球で
右翼フェンス手前の大飛球に打ち取られると、
三塁ベンチへ戻るダルビッシュとのすれ違いざま、
カブレラがダルビッシュへ声をかける場面もあった。
「日本食のレストランの名前を話していましたね」
カブレラが知っている日本語で声をかけたようだ。
普通の新人投手なら、自チームが敗色濃厚の試合中に声をかけたりしない。
こういった敵軍とのコミュニケーションは
メジャーリーグならではの明るい一面だ。
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19日タイガース戦後、
【ダルビッシュ談】
「日本では120球は当たり前。今からでも、もう1試合投げますよ」
最初はフォーシームでどんどんいって、変化球を交えようと思っていた
トレアルバもそういうリードをしてくれた」
ダルビッシュも「相手打者の情報」を得るため、
前日(18日)は、クラブハウスでパソコンに向かった。
投手コーチからタイガース打者の特徴を教わり、
相手打者の苦手なコースや球種をインプットした。
「全体的な制球が自分のものになってきた。
左打者にカットボールでストライク、ファウルを取れるようになれば…」
次回のダルビッシュの登板予定は
24日(日本時間25日水曜日 9:05〜)のヤンキースとの2戦目。
本拠地テキサス州レンジャーズ・ボールパークで2度目の登板だ。
徐々に本領を出し始めているダルビッシュが
ホームのファンたちに歓迎される姿が目に浮かぶ。
※ダルビッシュ本来の直球が走り、
タイガースの強力打線を封じて2勝目を上げた。
(撮影・大橋純人氏)(写真:サンケイスポーツ)
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【ダルビッシュ公式ブログより】
20日のタイガース戦を終え、2勝目を飾った
ダルビッシュが自身のブログで語った。
「デトロイト・タイガース戦に先発し
6回1/3 2安打1失点で2勝目をあげる事が出来ました。
四球は多かったですが制球が全体的に良く、
フォーシームが良かったですね。
フォーシームで押せたのでカーブ、スライダーも効いたかなと!
何よりメジャー屈指の打線に投げれた事、
勝てた事は自信になりますね。
次もしっかり調整して頑張ります!
応援ありがとうございました!」
がんばれ、ダルビッシュ!メジャーリーグの道
ダルビッシュ 成績 メジャー タイガース戦を振り返る【ダルビッシュ 3登板目】
ダルビッシュ 登板予定 2012~メジャーリーグの道
ダルビッシュ 成績 メジャー 20日タイガース戦2勝目!【ダルビッシュ 3登板目】 [ダルビッシュ 成績 4月 2012]
ダルビッシュ 7回途中1失点でメジャー2勝目。
米ミシガン州デトロイトにある
コメリカ・パークで行われたデトロイト・タイガース対テキサス・レンジャーズ戦で、
ダルビッシュ有は登板予定通り20日(日本時間)のタイガース戦に先発。
6回⅓を投げ、1失点に抑えさっそく2勝目をあげた。
試合はレンジャーズが10対3で大勝。
この日、初コンビとなるトレアルバとのバッテリーで臨んだ
ダルビッシュは速球が走っていた。
150キロを超すストレートとスライダー、カーブを組み合わせて3回までを無失点。
4回に四球と二塁打で走者2,3塁とし、内野ゴロで1点を失った。
その後は粘りのピッチングで7回途中まで0点に抑えた。
10日、デビュー戦のマリナーズ戦では5失点の苦しい内容でも1勝目をあげ、
2戦目の14日、ツインズ戦では6回に2失点目を喰らい勝敗つかず。
しかし、緩やかではあるがダルビッシュの投球内容は尻上がりに調子を上げ、
その流れのまま、この日19日(現地時間)タイガース戦で
予想通りの結果を出した。
他のメディアでは四球の多さや制球難を上げてるが、
ダルビッシュの調整内容をしっかり見れば、
徐々に改善されているのが見て取れるはず。
日本での実績がそのまま通用しないといった声も聞く。
ダルビッシュ自身も確かに「0からのスタート」と語っているが
それを真に受けてはいけない。
そもそもメジャーリーグで通用する確信があるからこそ
渡米した事実を素直に見るべきだ。
※トレアルバとのバッテリーでメジャー2勝目を挙げたダルビッシュ(写真:AGetty Images)
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【ダルビッシュ登板成績】
イニング:6回⅓、投球数:121、安打:2、失点:1、三振:5、与四死:5
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【ダルビッシュ語録】
ダルビッシュ有は20日、自身のツイッターで報告。
「6回1/3 を2安打1失点で2勝目。
メジャーでも屈指の打線でしたが落ち着いて投げる事が出来ました。
打線の援護にも感謝です。
自分でもちょっとずつ良くなってる実感はあるので
このまま行きたいですね。
応援ありがとうございました!」
2勝目おめでとう! がんばれ、ダルビッシュ!
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ダルビッシュ 成績 メジャー 20日タイガース戦2勝目!【ダルビッシュ 3登板目】
ダルビッシュ 登板予定 2012~メジャーリーグの道
ダルビッシュ 成績 メジャー 4月15日ツインズ初戦を振り返る【ダルビッシュ 2登板目】 [ダルビッシュ 成績 4月 2012]
ダルビッシュ有が、14日(日本時間15日)、2度目の先発に望んだが
無念の途中降板となった。
※2度目の先発登板の前日、ダッシュを繰り返すレンジャーズのダルビッシュ(ターゲット・フィールドにて)
ミネソタ州ミネアポリス、ターゲット・フィールドで、
テキサス・レンジャーズは、ミネソタ・ツインズと対戦した。
※キャッチャーのナポリと声を交わすダルビッシュ
6回途中で降板したダルビッシュには勝ち負けつかず、
レンジャーズが6対2でツインズに勝利し、3連勝。
※6回途中でマウンドを降りるダルビッシュ (C) Eric Miller / Reuters
課題を残した前回のマリナーズ戦では、
ワインドアップの投球だったダルビッシュだが、
この日はノーワインドアップでの投球。
再三ピンチを招くものの、
粘り強いピッチングでツインズ打線を5回まで1失点に抑えていたが6回、
同点の2対2に追いつかれた後、連続四死球を与え満塁にしたところで降板。
※102球を投げ被安打9、失点2のダルビッシュ
後続投手ルーキーのロスが0点に抑え、
オガンドー(7回)、アダムズ(8回)ネイサン(9回)と継投。
試合はレンジャースが7回にベルトレー、ヤングの連続タイムリー。
結果、6対2で勝利した。
ダルビッシュに勝ち負けはつかなかった。
ダルビッシュの投球結果
5回2/3、投球数:102、安打:9、失点:2、三振:4、与四死:5。
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ダルビッシュ、4回に暴投。間一髪でカバー。
ツインズ戦四回2死一、三塁の場面。
スパンへの2球目がナポリ捕手の構えた所から大きく外れ、三塁側後方に転々とそれた。
しかし、素早く反応したナポリが球に追いつき、
同じくすぐに本塁カバーに入っていたダルビッシュに投げ、
本塁を狙った三塁走者を好タッチで刺した。
「投げた瞬間に暴投と思ったので、走りだした。
本塁の三塁寄りに入って、球を取ればアウトにできると思った」
とダルビッシュ。
ナポリ捕手との息がぴったり合ったコンビネーションプレーだった。
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【この日のダルビッシュ語録】
「回の途中で降りるのは気持ちのいいものではないし、
後ろの投手に迷惑を掛けたので悔しい」
試合後、珍しく感情を素直に口に出した。
前回のマリナーズ戦と違い
ノーワインドアップで直球を増やしたことについては
「毎回変わるのは日本と同じ」と一言だけ。
しかし、捕手のナポリは
「内角への制球が良くなった。前より投げやすそうだった」
ワシントン監督は
「制球は良くなったし、前進があった。正しい方向にいっている」
と、客観的によくなってきていると見ている。
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【ダルビッシュのブログ内容から】
この日試合後、ダルビッシュは仲間の選手10人くらいで
ホテル近くのレストランへ夕食をともにしたとのこと。
メニューは、天ぷら、お寿司、ステーキなど。
どれも美味しかったとのことで、
こうしたホテルで美味しい日本食があるって、
ダルビッシュにとっては、嬉しいことですね。
同僚の選手たちは、みな優しいとも言ってます。
昨年、大活躍したテキサス・レンジャーズは、
とても若い選手たちということもダルビッシュにとっては
いいことと思います。
明日15日(日本時間16日)は、
コンディショニング・コーチのホセ・バスケスと昨年クローザーで
今年から先発のネフェタリ・フェリスと夕食の予定だそう。
良い感じですね。
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【ダルビッシュ 登板予定 2012】
やはり、まだメジャーリーグの「滑るボール」に苦戦しているようだ。
しかし、この日のピッチングは確実に前回よりも良くなってきている。
次のダルビッシュの登板が楽しみだ。
中4日でいくと次回の登板予定は4月19日(土)(日本時間20日)の
デトロイト・タイガース戦になる。
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【ダルビッシュ効果】
球団最速で本拠地のチケット200万枚突破。
12日、レンジャーズは今季のチケット売り上げの総数が
11日に早くも200万枚を突破したと発表。
初めて大台200万枚に到達した1999年以来最速のチケット販売ペース。
昨年は5月19日、一昨年は8月7日。
昨年の到達日と比較すると、
昨年より1ヶ月以上も早く200万枚ソールド・アウトしたということだ。
さらに、最初のホーム7試合の平均観客動員数は3万9133人で、
ア・リーグのトップとなっている。
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ダルビッシュ 成績 メジャー 4月15日ツインズ初戦を振り返る【ダルビッシュ 2登板目】
ダルビッシュ 登板予定 2012~メジャーリーグの道
ダルビッシュ 成績 メジャー 4月10日 マリナーズ初対戦 振り返る【ダルビッシュ デビュー戦】 [ダルビッシュ 成績 4月 2012]
4月10日(火)、地元テキサス州アーリントンのレンジャーズ・ボールパークで
メジャーデビュー戦で初勝利したダルビッシュが、
試合を振り返った。
初戦を白星で飾ったものの味方レンジャーズ打線の
強力な打線の援護での勝利に、ダルビッシュは
「(自分では)最初のマウンドに立ったときに落ち着いていて、
周りが見えていた」と話したものの
「体が勝負にいきたくて、(気持ちと体の)アンバランスな状態だった」
と冷静に自分を振り返った。
それでも、ダルビッシュは
「(打ち込まれて失点したあとは)気持ちの部分で粘ろうと思った。
味方の打線がいいのは分かっていたから、
ゼロを並べて(いけば何とかなると)いこうと思った」と
3回以降に立ち直った心境を語った。
ダルビッシュ自身のツイッターでも
「5回2/3 8安打5失点で1勝目。
調子は最悪でしたが粘り強く、気持ちも強く持って投げました」
と、メジャー初先発デビューの喜びをファンに報告。
しかもその1時間後には
「おめでとう」の書き込みに対し、
「あんなんでおめでとう言わないでください(>_<)」と返信。
ダルビッシュらしい悔しさを表していた。
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ダルビッシュ 成績 メジャー 4月10日 マリナーズ初対戦 振り返る【ダルビッシュ デビュー戦】
ダルビッシュ 登板予定 2012~メジャーリーグの道
ダルビッシュ 成績 メジャー デビュー戦初勝利!【ダルビッシュ デビュー戦】 [ダルビッシュ 成績 4月 2012]
ダルビッシュ、デビュー戦を初勝利で飾った。
9日(日本時間10日)レンジャーズ・ボールパーク
テキサス・レンジャーズ:11 対 5:シアトル・マリナーズ。
ダルビッシュは
1回4失点、2回1失点、計5失点の苦しい立ち上がりだったが
徐々に立ち直り、4、5回を三者凡退でしのぎ、
6回2アウトまでで、残りをリリーフに委ねた。
※徐々に調子を取り戻し、力投するダルビッシュ。
※いつもの飄々(ひょうひょう)とした表情で構えるダルビッシュ。
※地元ファンがダルビッシュが奪ったこの日5つ目の三振に、
日本語の「三振」ボードで応援する。
レンジャーズの攻撃は、
3回、クルーズの同点3ランホームランを皮切りに
4回、モアランドの2ラン、ハミルトンの2ラン、
8回、キンズラーの3ランと合計4本のホームランを含む
11点を叩き出し、レンジャーズが逆転した。
昨年の勢いをそのままに、レンジャーズの打線が大爆発したカタチだ。
先発出場したダルビッシュは、5回2/3を投げて
勝利投手の権利を得、続く中継ぎは常時150キロオーバーの
オガンドーが5,6、7回を、アダムスが8回、
点差が開いたため守護神ネーサンは使わず、
フェルドマンが9回をきっちり抑え、
ダルビッシュがデビュー戦初勝利を上げた。
ダルビッシュにとっても初の日本人対戦となった相手は、
ご存知マリナーズのイチロー、そして今季移籍した川崎。
2日連続先発起用となった川崎との対戦は
3打席あり、結果1四球、1安打、中飛。
今季、初の3番起用となったイチローには、
4打席で、3安打と打ち込まれた。
苦しい立ち上がりのダルビッシュだったが、
これだけのレンジャーズの重量打線をバックに持てる実感を経験できたわけで
今後は、もっと余裕を持ったピッチングが期待できるだろう。
がんばれ!ダルビッシュ!
ダルビッシュ 成績 メジャー デビュー戦初勝利!【ダルビッシュ デビュー戦】
ダルビッシュ 登板予定 2012~メジャーリーグの道
ダルビッシュ デビュー戦【速報】初回4失点【ダルビッシュ デビュー戦】 [ダルビッシュ 成績 4月 2012]
ダルビッシュがメジャーリーグに移籍後、
4月10日(火)9:05〜11:54、NHK総合でテレビ放送された
ダルビッシュ初登板、マリナーズ初対戦の速報。
キャンプ中、尻上がりに仕上がってきたダルビッシュだが、
1回は先頭打者に四球、3番イチローに三塁後方に落ちる安打を許し、
1死満塁から中前適時打を浴びるなど、1回で4失点の苦しいデビューとなった。
2回にも1点を献上し、5失点。
3回は、先頭の川崎に安打、二人目にデッドボール、1、2塁のピンチを何とかしのいだ。
この時点で、球数が1回42球、2回13球、3回18球。
3回の裏で、レ軍クルーズの3ランホームランで同点に追いつく。
テキサス・レンジャーズ:5 対 5 シアトル・マリナーズ
ダルビッシュ4回の表、イチローから始まる打線で3度目の打席は
ファーストゴロで打ち取る。
この時点で、イチローは2安打。
この回は、三者凡退で抑える。
※2回の表後、ベンチでピッチングコーチと会話するダルビッシュ。
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ダルビッシュ デビュー戦【速報】初回4失点【ダルビッシュ デビュー戦】
ダルビッシュ 登板予定 2012~メジャーリーグの道
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