K/BBの意味【エースの条件と資格】 [K/BB 意味]
ダルビッシュの2013年シーズンは前年と比較にならないほど、
素晴らしく安定したピッチング内容だった。
セイバーメトリクス的に分析すればその成績の数値は一目瞭然だ。
なかでも日本では投手評価の基準に採用されていないが、
極めて重要な数値分析に【K/BB】がある。
K/BBとは「奪三振数÷与四球数」
K/BBとは「奪三振数÷与四球数」であり、如実にエースの条件と資格を表す数値だ。
K/BBの計算式は、[奪三振数(K)÷与四球数(BB)]で割り出す。
※K(三振) / BB=Base on Balls(四球)
K/BBの評価基準は、4.0以上がエース級、1.5以下が危険レベル
つまり、奪三振の数が与四球を上回れば上回るほど安定したピッチャーである、
ということで、防御率などと違い「100%投手責任」の数値である。
ダルビッシュのK/BB[2012と2013の比較]
ダルビッシュのデビュー年である2012年の【K/BB】2.48であったのに対し、
2013年は【K/BB】3.45と跳ね上がっている。
ちなみに2013年大活躍したあと二人の日本人投手、
黒田博樹と岩隈久志の【K/BB】もダルビッシュ有と並べて比較してみたい。
●ダルビッシュ有の【K/BB】
2012[2.48]
2013[3.45]
●黒田博樹の【K/BB】
2012[3.28]
2013[3.49]
●岩隈久志の【K/BB】
2012[2.35]
2013[4.41]
※Photo by ESPN.com
ご覧のとおり、岩隈投手の[4.41]が抜群に光っている。
しかし、黒田投手の2008年ドジャース時代からヤンキースの
6年間通算では、[3.27]という安定した数字を残している。
ダルビッシュ メジャー 公式戦 2013【全試合の結果】はこちらにまとめています>>>
ダルビッシュ メジャー 公式戦 2012【全試合の結果】はこちらにまとめています>>>
K/BBの意味【エースの条件と資格】のトップへ
Sponsored link