ダルビッシュ 7勝目!サイ・ヤング賞投手に投げ勝つ【MLB】 [ダルビッシュ サイヤング賞]
ダルビッシュは5月17日(日本時間)地元アーリントンで、
タイガース戦に先発し、今季最多の8回130球を投げ、
MLBア・ナ両リーグトップに並ぶ7勝目を挙げた。
【この日のダルビッシュの成績】
被安打7、失点4、奪三振6、与四球1
防御率は2.97
タイガースのエースは、
2011年サイ・ヤング賞投手のバーランダー。
ダルビッシュは1回を三者凡退に打ち取り、
まずまずの滑り出し。
タイガース戦1回を三者凡退に抑えベンチでタッチ交わす
レンジャーズのダルビッシュ
17日、レンジャーズ・ボールパーク・イン・アーリントン
Photo by リョウ薮下氏
2回は3球で2死とした後、
6番アビラにスライダーを打たれるも、
続くペラルタをスライダーで空振り三振。
ダルビッシュにとって3回が正念場だった。
8番から始まる先頭のケリーにカウント3―1から
低めのカットボールを右翼席にソロ本塁打。
続くインファンテ、ダークスに連打を浴び、
ハンターの右犠飛で逆転の勝ち越し点を許す。
カブレラにも左二塁打を打たれ、1死満塁。
3回、2連打を浴びて一、二塁とされた後、
暴投で二走の三進を許したダルビッシュ
レンジャーズ・ボールパーク
Photo by 共同
次打者マルティネスの中犠飛で3点目を献上し、3対1。
2死一、二塁。
今度はアビラを打ち取って、この回を終えた。
レンジャーズはその裏の3回、レンジャーズ打線は
バーランダーの乱調から打者10人の猛攻で一挙7点を奪い、
試合をひっくり返した。
連打と死球で無死満塁から、押し出し2つで同点。
モアランドの2点二塁打で勝ち越し、
ソトの1号3ランでバーランダーをKO。
5点リードをもらったダルビッシュは4回、
7番打者先頭のペラルタに1―1から直球を捉えられ、
バックスクリーンへソロ本塁打を被弾。
しかしその後は連続三振を奪い後続を抑えた。
5回は、4番フィルダーに安打を許すも無失点。
6、7、8回は連続3イニングを三者凡退に抑え、
メジャー自己最多となる130球で降板した。
今季最多となる130球の力投を見せたダルビッシュ
レンジャーズ・ボールパーク
Photo by 共同
【ダルビッシュ登板の放送予定】
次回のダルビッシュの登板予定は、地元アーリントン、レンジャーズ・ボールパークにて、
オークランド・アスレチックスとの3連戦の第二戦目。
※ダルビッシュの登板予定はR.ワシントン監督が最終決定をするので
変更になる時がありますので、ご了承ください。
●NHK BS
5月22日(水)午前9:00〜 BS1
●スカパー!J SPORTS 1(BS242ch)
5月22日(水)午前9:00〜
【編集後記】
まだ5月の半ば、8戦目というのに
もう7勝目を挙げてしまった。
ダルビッシュが投げるとレンジャーズ打線は実に良く打つ。
これも投手のピッチング内容とテンポがいいからだ。
そのようなピッチャーが投げると打線にも火がつく。
ダルビッシュが序盤、中盤に失点したとしても
それ以上に炎上するような場面が今年はなくなった。
すぐに立ち直り、後半へかけてしぶとく投げ続ける。
この姿勢が、味方打線の闘志に火をつけるのだ。
◆ダルビッシュの声
「今日はちょうど100球ぐらいからエンジンがかかってきた。
(8回は)すごく元気だったし、最近ブルペン(救援陣)も使っていたので、
なるべく長いイニングを投げたいと思っていた」
ダルビッシュはいつでも静かな闘志を燃やしている。
がんばれ、ダルビッシュ!
ダルビッシュ メジャー 公式戦 2012【全試合の結果】はこちらにまとめています>>>
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