ダルビッシュ トレード後のドジャースで原点回帰 [ダルビッシュ ドジャース 成績 2017]
ダルビッシュの電撃トレードで湧いた8月は、新天地ドジャースで4試合に登板し2勝1敗と、好調な滑り出しでスタートを切った。三振は27個に防御率も3.13と好成績。
ところが、9月最初に登板したパドレス戦で4回を持たずに5失点のKO、11敗目を喫した。5奪三振ながらもゲームを組立てられなかった。
指揮官デーブ・ロバーツは気にしてない
パドレス戦でのダルビッシュについて、デーブ・ロバーツ監督は『結果は結果だが、野手の間を多くのゴロが抜けて行っただけ。Yu Darvishは、十分成功してきたメジャーリーガーのピッチャーだ。今のままで正しい方へ進んでるので心配ない』と、ダルビッシュのピッチングの結果とは裏腹にその信頼にゆるぎがない。
本人もこの試合を振り返り『結果とは違って、前回の登板より良い感覚だった。前進してると思う』と語っている。
原点回帰を目指している最中のダルビッシュ
トミージョン手術後、パワーアップしたかと思わせるほど安定感のある投球を続けて来たダルビッシュだが、腕が徐々に「縦振り」になってきていることに気がついていた。本人曰く、もともと「横振り」がダルビッシュ本来のスローイング。
その振りの角度から放たれるスライダーのキレはMLBでも屈指であることを考えると、縦振りによる弊害は一目瞭然ということだろう。
加えて、踏み込みが徐々にインステップになってきていたこともある。思った通りに体が動かないことはプロの選手でもある。だからこそダルビッシュは、そのイメージと体の一体化の精度を上げるべく、現在も投球フォームを修正中なのである。
この調子で行けばプレーオフあたりに新型ダルビッシュの姿が見られるかもしれない。
頑張れ!ダルビッシュ。
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