ダルビッシュ 成績~復帰戦2連勝!青木を3タテ。 [ダルビッシュ 成績 6月 2016]
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ダルビッシュ有投手が復帰2戦目も勝利し、これで2連勝となった。
ダルビッシュは、6月4日(土)に
本拠地テキサスで行われたマリナーズ戦に復帰後2度目の先発で、
5回2/3を投げ、被安打6、5奪三振1四球で
3失点(自責点3)するも 7-3で勝利した。
数字だけを見れば、前回の復帰第一戦の方が良かったと思われるが、
安定感では今回の当番の方が上回ってる、と見るMLB関係者が多い。
自己最速159km計測
その理由の一つに3回マリナーズ攻撃時の打者、
ロビンソン・カノへ投げた球がダルビッシュ自己タイとなる99マイル(159km)の速球だ。
試合後のカノが語った言葉にパワーアップしたダルビッシュが良く表現されている。
『ダルビッシュは以前と変わらぬスピードの上、ボールもよく動いていた。さらに、真ん中に来たと思ったスライダーが次の瞬間、足元まで曲がってくるんだ。肘の手術後のリハビリに対する姿勢と努力の上、メジャー復帰後に変わらぬ姿を発揮できる。アンビリーバボーだ』
レンジャーズはこの勝利で、ア・リーグ西地区の単独首位に躍り出た。
159kmばかりに目が行きがちだが、
この日4回に迎えたマリナーズの打者アダム・リンドを
三振で仕留めたカーブのスピードは65マイル(104km)だ。
並み居るMLBの強打者たちも
55kmもの緩急を自在に操るダルビッシュの投球に脱帽せざるを得ないだろう。
あとがき
日本のプロ野球は今、交流戦の最中だが
昨日6月5日(日)の巨人-日本ハム戦に登板した
大谷翔平投手が日本最速記録となる163kmを叩きだした。
大谷と言えば作シーズンオフに現地テキサスにて、
ダルビッシュから肉体改造のアドバイスを受けて重量UPを成功させている、いわゆるダルビッシュ門下の一人だ。
大谷が163kmを出す試合の少し前、実はダルビッシュ自身から
『お前を超えるから、超えられないように頑張れ』と伝えてきたことが明らかになった。
今まで球速について、日本プロ野球歴代の指導者たちは、
「球速は持って生まれた天性のもので、練習で球速UPすることはない」と語ってきた。
ところがダルビッシュはそれに異を唱えているからこそ、発した言葉だろう。
この日、99マイルを出した本人も
『肘はまだ100%じゃなく、強化中。まだ怖さがある。でもそんな状態で99マイルなら、100マイル(161km)は出るでしょう。箔もつくし(笑)』と。
ダルビッシュ、今回の99マイルはMLBでの自己最速であって、
実は一度、100マイルを出している。
2009年 WBC決勝の韓国戦でのことだ。
やはり、なんだかんだ言っても豪速球を放り込む投手を見ていると痛快だと、
どんなファンでも誰もが思っていることだ。
目指せ、オーバー100マイル! 頑張れダルビッシュ!
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