ダルビッシュ プレーオフ先発決定 10月6日〜オリオールズとMLBワイルドカード・プレーオフ戦【ダルビッシュ 先発1試合目】 [ダルビッシュワイルドカードゲーム]
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ダルビッシュに今季MLBで大一番の先発が決まった。
テキサス・レンジャーズは4日、
同率首位でならぶ、オークランド・アスレチックスと
ア・リーグ西地区優勝をかけて対戦したが、5対12のまさかまさかの大敗。
最後の最後で地区優勝を逃し、ワイルドカード1位によるポストシーズン出場となった。
ダルビッシュは10月6日(日本時間)、ワイルドカード2位のボルティモア・オリオールズと
一発勝負のワイルドカード・プレーオフで先発することになった。
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MLB ア・リーグ地区シリーズ進出決定戦
ダルビッシュ 登板予定のテレビ放送は、10月6日(土)
NHK BS1で、9:30～生放送の予定。
MLB放送はインターネット、Gyao MLB.jpでも同日放映予定。
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指揮官・ワシントン監督から先発の指名を受けたダルビッシュ。
「もちろん準備はできている。
もし準備が整っていなければ、おそらく指名されていなかったと思う。
いつも通り試合をつくれるように挑みます。
チームに勝てるチャンスを与えられる良い投球をしたい」
と、大一番の中でも平常心で臨む意気込みを語ったダルビッシュ。
◆ワシントン監督の声
(地区優勝を逃したことについて)
「1年間、地区優勝のためにやってきた。残念だし、悲しい。
しかし私たちにはまだ、世界一になるチャンスがある」
(ダルビッシュのプレーオフで先発について)
「シーズン開幕から今までの彼の戦いぶりには満足している。
彼は今こそ大舞台で投げるのにふさわしい投手だ。
しかも、そういう試合で投げている経験も豊富だ」
※ブルペンで投球練習をするレンジャーズのダルビッシュ
オークランド・コロシアムにて
Photo by 共同
ダルビッシュは、レギュラーシーズンの終盤に入ってみるみると成績を残し、
最後の6試合では、ダルビッシュならではの本領を発揮し、
快刀乱麻のピッチングで次々と打者をきりきり舞いさせていた。
ここで、ダルビッシュのレギュラーシーズン最後の6試合を振り返ってみる。
8月29日のレイズ戦の[奪三振10、自責点0]を皮切りに、
9月4日のロイヤルズ戦で[奪三振6、自責点3]、
9月9日レイズ戦[奪三振8、自責点1]、9月15日マリナーズ[奪三振9、自責点1]
9月21日エンゼルス戦[奪三振9、自責点1]、10月1日エンゼルス戦[奪三振7、自責点3]と
防御率：1.86 BB/K：5.44で、レンジャーズ投手陣の中でも
抜群の安定感を誇っている。
ダルビッシュに対して、ワシントン監督が一番に信頼を置くのも無理もない。
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◆ダルビッシュの成績 メジャー 直近6試合 【4勝0敗(ほか2試合勝敗つかず)】
防御率：1.86（自責点：9） 投球回：43回⅔ 与四球率：1.86（9個）
被本塁打：0.21（1個） 奪三振率：10.10（49個）
BB/K：5.44(4.00をはるかに上回っている！)
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※BB/Kとは、投手の安定感を計る指標のひとつ。
奪三振数を与四球数で割った、100%投手責任というシビアなデータ。
[奪三振数(K)÷与四球数(BB)]のこと。BB=Base on Balls(四球)/K(三振)
BB/Kの評価基準は、4.0以上がエース級、1.5以下が危険レベル
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【編集後記】
ダルビッシュは、ア・リーグ西地区の優勝はおしくも逃した。
しかし、ワールドシリーズ決定戦への出場をかけた一発勝負の
ワイルドカード・プレーオフ戦に先発することになった。
MLB挑戦1年目に、ここ一番となる大舞台が
ダルビッシュに巡ってきたのは、けっして偶然ではなく
ダルビッシュのために、MLBの神様が用意してくれた。と、
筆者はつくづく感じるのである。
レンジャーズにとって悲願のワールドシリーズ制覇への第一歩として
オリオールズ打者をバッタバッタと切り捨てていく
ダルビッシュの勇姿に期待をよせる。
いっそのことノーヒットノーランくらいの
出来事が起きるかもしれないと勝手にイメージが膨らむ。
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