ダルビッシュ MLBプレーオフ敗れる 10月6日~オリオールズが地区シリーズ進出。ダルビッシュのMLB 2012年が終わった。 [ダルビッシュポストシーズン成績 2012]
ダルビッシュ MLBプレーオフ敗れる 10月6日~オリオールズが地区シリーズ進出。ダルビッシュのMLB 2012年が終わった。
ダルビッシュは10月6日(日本時間)、
一発勝負のワイルドカード・プレーオフのボルティモア・オリオールズ戦に先発し、
6回 2/3を投げ、奪三振7 被安打5 与死球1の3失点(自責点2)。
※10月6日、MLBワイルドカード・プレーオフ、一発勝負のオリオールズ戦に先発登板する
テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有 Photo by MLB.com
【ボルティモア・オリオールズが地区シリーズ進出】
このア・リーグのワイルドカード対戦は、
5対1でボルティモア・オリオールズ(東地区)がテキサス・レンジャーズ(西地区)を制した。
これでオリオールズの15年ぶりの地区シリーズ(ディビジョンシリーズ/Division Series)進出が決まった。
オリオールズは、8日からア・リーグ東地区優勝のニューヨーク・ヤンキースと戦う。
試合前日、休養日としたレンジャーズとは対照的に
オリオールズは練習をこなしたことが、結果を呼び込んだカタチだ。
練習をするオリオールズの選手たちは士気が高く、疲れた様子もなく汗を流していた。
レンジャーズは今年2012年、悲願のワールドシリーズ初制覇をかけた
3年連続の地区シリーズ進出はならなかった。
※自責点2と内容の良いピッチングをするダルビッシュ
Photo by リョウ薮下氏
【2012年からワイルドカード枠が4チームに】
MLB(メジャーリーグベースボール機構)は今年2012年から
ワイルドカード出場チームをア、ナ両リーグ各2チームの計4チームに増加し、
両リーグ合計10チームがプレーオフを戦うことになった。
この日行われた試合は、最初のプレーオフとなる
ワイルドカード同士の対戦で、地区シリーズ進出を懸けた1試合のみの決定戦だった。
同日行われたナ・リーグのワイルドカード対戦は、
カージナルス(中地区)がブレーブス(東地区)に6対3で勝ち、
地区シリーズ進出が決まり、8日からワシントン・ナショナルズ(東地区)と戦う。
【MLBは全30チーム】
MLBは全30チームあり、
リーグは「アメリカン・リーグ(通称ア・リーグ)」と「ナショナル・リーグ(通称ナ・リーグ)」の2つ。
それぞれのリーグはさらに「東地区・中地区・西地区」の3つがあり、
ア・ナ両リーグ合計で、6地区に分かれている。
ワールド・シリーズに勝ち進むためには、
まず、ア・ナ両リーグのワイルドカード4チームが1試合限りの一発勝負で2チームとなり、
6地区の優勝チームと地区シリーズ(ディビジョンシリーズ)で戦い抜かなければならない。
※6回2/3まで、力投するダルビッシュ
Photo by リョウ薮下氏
◆ダルビッシュの声
「全体的に制球は良かった。
試合もつくれたし自分自身としては良かった。
ただこういう試合なので、勝つことしかない。
こういう試合になってみんなと同じ気持ち。
こんなに早く終わるとは…。
今は終わったばかりだから何も考えていない。
マラソンを走れと言われて、スタートした時に止められた感じ。
終わった感じもない」
◆ワシントン監督の声
「相手のいい投球に対し、ヒットが出なかった。
ダルビッシュはいい仕事をしてくれた。
試合をつくってくれたが、援護できなかった」
◆ショーウォルター監督(オリオールズ)試合前の声
(ダルビッシュについて)
「レンジャーズの投資に見合うだけの活躍をしている。本当にいい投手だ」
【編集後記】
ダルビッシュの2012年メジャーリーグシーズンは終わった。
しかし、ア・リーグ西地区の優勝をのがしながらも
最後の最後にワイルドカード決定戦という
ここ大一番のマウンドに立つダルビッシュの姿は
見る人々のファンの目には誇らしく、本当にかっこよかった。
ダルビッシュが残した成績も立派だが、成績以上に
日本のファンはもとより、アメリカのMLBファンたちに
たくさんの興奮と喜びを残してくれた。
ダルビッシュ有、ありがとう!
そして今年2012年のオフ、一度はゆっくり身も心も休養して、
来年2013年、また心動かすこの感動を我々に与えて続けて欲しい。
がんばれ、ダルビッシュ!メジャーリーグの道
ダルビッシュ MLBプレーオフ敗れる 10月6日〜オリオールズが地区シリーズ進出。ダルビッシュのMLB 2012年が終わった。
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