ダルビッシュ 4月4日、4回5奪三振無失点【ダルビッシュ MLBオープン戦】 [ダルビッシュ オープン戦 成績 2012]
レンジャーズのダルビッシュは
4月4日、マイナーチームとの試合で好投した。
この試合は、チーム傘下2Aフリスコとの先発登板。
4回2安打、2四球、5三振、無失点で抑えた。
結果は、レンジャーズの6対1で勝利。
ダルビッシュにとって開幕前最後の調整。
持ち球すべて試しながら、１５０キロ超えの速球と
カーブなど変化球のコンビネーションで打者を翻弄。
ジャストミートの打球はほとんどなかった。
キャンプ地の乾燥するアリゾナでは滑るボールに少し手を焼いていたが、
湿度の高いテキサスに移動しての登板に
「これだけこっちが投げやすいとは思わなかった」と笑顔を見せた裏には、
ホームグラウンドに対する相性の良さを予感する気持ちが垣間見えた。
９日（日本時間10日）の公式戦デビュー（対マリナーズ）に弾みをつけた格好だ。
※好投するダルビッシュ(大橋純人氏撮影/写真：夕刊フジ)
「後の4日間は次の先発に向けて準備する。
（開幕を迎えるにあたって）特に興奮するとかしないようにする」
とダルビッシュ。
１回は三振、三振、四球、左飛。
３回は内野ゴロなどで三者凡退。
４回は１死から２つめの四球を与えたが、
後続を三振、遊ゴロに打ち取った。
オープン戦後６試合目で課題の「滑るボール」に対応できてきたというわけだ。
この日の試合は、２四球で５９球中３７球がストライク。
球速は１５０キロ超。
ワシントン監督もこれには「これぞ大リーガーの投球だった」と絶賛された。
「日本でも（開幕では）気持ちの高ぶりはあまりなかった。
あとはキャンプ中にやった通りの調整をする。
もう全然大丈夫」と
淡々と語ったダルビッシュ。
今季を予想した米スポーツ専門局 "EPSP"は
ダルビッシュを高く評価していて、
「サイヤング賞を獲るだろう」と伝えている。
「ただし、“ダルビッシュが開幕から圧倒的なピッチングを見せ、
チームも９０勝以上”が条件。
彼は投手に必要な要素をすべて兼ね備えている。
速球の威力、制球力、アウトピッチ（決め球）、
耐久力などメジャーの５指に入る投手といえる」
"EPSP"局のキース・ロー記者は語る。
また、ダルビッシュのライバルとして
サイヤング賞を争うのはバーランダー（タイガース）、
ヘルナンデス（マリナーズ）、Ｃ・Ｃ・サバシア（ヤンキース）、
ヘーレン（エンゼルス）、各投手と予想している。
がんばれ！ダルビッシュ！
ダルビッシュ 4月4日、4回5奪三振無失点【ダルビッシュ MLBオープン戦】
ダルビッシュ 登板予定 2012～メジャーリーグの道
ダルビッシュ 圧巻の11奪三振！【ダルビッシュ MLBオープン戦】 [ダルビッシュ オープン戦 成績 2012]
ダルビッシュは、
3月30日に行われたコロラド・ロッキーズとのMLBオープン戦に先発登板した。
アリゾナ州スコッツデールでの試合は、
6回を投げて、圧巻の11奪三振！
今までのカーブを主体とした三振と違い、
今回の三振の内容は、
速球で、4人。
・空振り×2
・見逃し×2。
変化球で5人。
スローカーブで2人。
・空振り×6。
・見逃し×1。
とくに、変化球での三振奪取に
アナウンサーは「いやらしいピッチングだなぁ」と笑っていました。
ジェイソン・ジアンビに
ホームランを1発浴びたものの
アメリカ人好みのMr.K：ダルビッシュが誕生だ。
全体の流れは
初回、ダルビッシュは先頭打者に四球。
その後きっちり、3者連続三振に切って取る。
2回、指名打者ジェイソン・ジアンビに2ラン、2失点。
3～5回の3イニングはゼロに抑えたが、6回にタイムリーで1失点。
トータルで、
6回を投げて6安打、3失点、1四球、1死球。
11奪三振、1暴投の内容だった。
がんばれ！ダルビッシュ！
ダルビッシュ 圧巻の11奪三振！【ダルビッシュ MLBオープン戦】
ダルビッシュ 登板予定 2012～メジャーリーグの道
ダルビッシュ メジャーリーグの道③【ダルビッシュ MLB】 [ダルビッシュ オープン戦 成績 2012]
3月25日（日本時間26日）テキサス・レンジャーズの本拠地、
サプライズ・スタジアムで行われた紅白戦。
そもそもこのホームグラウンドでの紅白戦の登板となったのは、
レンジャーズとしては、同じア・リーグ西地区のエンゼルス戦を避るのは
「ダルビッシュという日本の最終兵器の手の内を明かさない」
といった戦術だったようだ。
ダルビッシュの登板結果は、
5回を投げて
圧巻の１１奪三振！
※紅白戦で力投するダルビッシュ（3月25日）
4失点したことについて
「点は取られたけど、投げている球に悪い感じはなかった
状態も良くなっていると思う」と
ダルビッシュ。
マイナー選手たちが必死でアピールする紅白戦で、
余裕の状態に仕上げてきている。
4失点した長打は、すべて速球。
11奪三振の決め球は、１２０キロ台のカーブ。
ダルビッシュにとっての今回のテーマは、
3月19日のブルワーズ戦と同じで、今は速球の感触を試すこと。
さらに、
「投手コーチらが気に入っていて、使ってみたらどうかと言われている」
とあえて、ツーシームを中心とした速球系を多投。
課題は、「制球」ただひとつ。
しかし、キャンプインからダルビッシュが、
最も気にしている「滑る大リーグ球」の感触さえ、慣れてくれば
これは、時間とともに解決できる問題といえるだろう。
だからこそ、
「投げている球に悪い感じはなかった」と
コメントしているあたりに、その兆しが伺える。
「スコアボードの数字にかかわらず満足している。９回も投げられそうだった」と
マダックス投手コーチは、気にしていない様子だ。
次の登板予定は、中４日で、
3月30日（金）ロッキーズとのオープン戦だ。
6イニングの100球をめどに投げる予定。
がんばれ！ダルビッシュ！
ダルビッシュ メジャーリーグの道③【ダルビッシュ MLB】
ダルビッシュ 登板予定 2012～メジャーリーグの道
ダルビッシュ メジャーリーグの道②【ダルビッシュ MLB】 [ダルビッシュ オープン戦 成績 2012]
ダルビッシュの次回登板は3月25日（日本時間２６日）の紅白戦となった。
試合球場は、テキサス・レンジャーズとカンザスシティ・ロイヤルズ(2球団共有)が
春季キャンプを行うサプライズ・スタジアム(アリゾナ州マリコパ郡の都市サプライズ市)
つまり、紅白戦は通常、練習用グラウンドで行われるが、
ダルビッシュのために、「試合の雰囲気で投げさせたい」と
ジョン・ブレーク広報部長は球団側の意図を説明。
観客も入場させて、より実戦に近い環境で行われる。
※昔、神奈川県川崎市にあった「川崎球場」を
大洋ホエールズ(現・横浜DNAベイスターズ)とロッテが、
本拠地として使ったのを思い出します。
実は、この3月25日午後１時５分から、
ロイヤルズが、ブルワーズとオープン戦を行うことになっている。
この日の球場管轄はロイヤルズ。
そのためレンジャーズは、ロイヤルズに許可を取らなくてはならず、
午前１０時からの紅白戦をお願いした。
「２球団が同じ球場を使っているため、
管轄外の球団が紅白戦を行うことはめったにないことです。
ロイヤルズ戦のチケットを持っている人を対象に午前９時半に開門して、
１２時までに試合を終わらせます」と
ブレーク広報部長は説明した。
ということは、ロイヤルズ戦のチケットを持っている人は
午前中に入場すれば、
ダルビッシュの投球を見られるというサービスぶり。
テキサス・レンジャーズはサプライズ市にも連絡を入れ、
球場周辺の交通整理や警備などを依頼した。
万全の環境の中、
ダルビッシュは２日連続でブルペン入り。
スライダーやカットボールなど変化球を交え３６球を投げた。
紅白戦は５回を投げる予定。周囲の配慮を好成績に結びつけたい。
ぜひ、周りの期待に答えて欲しい。
がんばれ！ダルビッシュ！
ダルビッシュ メジャーリーグの道②【ダルビッシュ MLB】
ダルビッシュ 登板予定 2012～メジャーリーグの道
ダルビッシュ メジャーリーグの道①【ダルビッシュ MLBオープン戦】 [ダルビッシュ オープン戦 成績 2012]
事実上、ダルビッシュのメジャーリーグデビュー戦だ。
※オープン戦で初登板し２回無失点のレンジャーズのダルビッシュ＝ＡＰ
3月7日（水）に行われた
レンジャース対パドレス戦オープン戦に先発。
２回を２安打無失点、３奪三振で初登板を飾りました。
試合結果は、
レンジャース：6 対 2：パドレス
でした。
コメンテーターは
「コントロールが良く、
トッププレイヤーの良いピッチャーになるだろう」
といってました。
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3月2日に行われた紅白戦の模様では、
地元紙のスター・テレグラム紙（電子版）が
「４人の一流選手と対戦し、称賛された」と好評価。
とくに３日に発売された
レンジャーズの今季公式戦チケットは、
たった一日で１０万１６７２枚を売り上げ、
２年連続ワールドシリーズ進出にかけるテキサス・レンジャーズに移籍した
ダルビッシュの活躍に、ファンの高い期待が見て取れます。
まさに、“ダルビッシュ効果”ですね。
もうひとつ、
メジャーリーグと言えば、
メジャーリーガーたちのトレーディングカードが大人気です。
アメリカ最大手のトレーディングカード会社
トップス社は、ダルビッシュとサイン入りトレーディングカードの
独占契約を複数年で結んだそうです。
メジャーリーグでは“ルーキーカード”も人気があり、
毎年入団、デビューするメジャーリーガーの数も多い。
でも、ダルビッシュの場合は「１社独占」。
これは、まったくの別格扱いということですね。
米トップス社のマーケティング部門責任者は
「ダルビッシュは野球の枠を超えて世界的な存在になる」
との談話を発表していて、
今年一番の期待の大物新人といった扱いです。
まあ、ダルビッシュは
日本で防御率1点台で、7年もの実績があるわけで、
単純に比較しては、米国の若いメジャーリーグの新人に対して
ちょっと酷ですね。
こちらは、ブルペンでの投込み練習。
がんばれ！ダルビッシュ！
ダルビッシュ メジャーリーグの道①【ダルビッシュ MLBオープン戦】
ダルビッシュ 登板予定 2012～メジャーリーグの道
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