ダルビッシュ MLBポストシーズン、ワイルドカード戦を終えて~ダルビッシュ合同記者会見 [ダルビッシュワイルドカードゲーム]
2012年、ダルビッシュにとっての
MLB全試合が終わった。
10月6日、ボルティモア・オリオールズとの試合後
ダルビッシュの合同記者会見が行われた。
【10月6日、ダルビッシュの合同記者会見一部始終】
●Q:7回、ワシントン監督から降板を告げられたときについて
(今日のピッチングは)全体的に制球も良かったし、試合もつくれたので
自分自身としては良かったと思います。
交代については、監督が決めることなので
納得して降板してます。
●Q:チームが負けてしまったことについて
こういう(一発勝負の)試合なので、(自分が)KOされても
なにされてもチームが勝つことが一番なので、
(チームメイトの)みんなと同じ気持ちです。
※ポストシーズンを終えて、記者団のインタビューに答えるダルビッシュ有
Photo by MLB.com
●Q:日本では大舞台に慣れているがMLBでのピッチングはどうか?
いつも思っていることとして、
ポストシーズンだからピッチングスタイルを変えるのではなく、
どんなときも(ピッチングは)一緒だと思ってます。
●Q:明日から試合がないことについて
実感がないですね。
こんなに早く終わるとは思っていなかったし、
僕だけではなくファンの人たちもみんな思っているでしょう。
(明日から)何をすればいいのかわからないですね。
●Q:6回、犠牲フライを打たれた後、チームがマウンドに集まった後
責任感で続投したのか?について
犠牲フライ打たれた後、肩じゃなく首あたりがつったようになったので
「あぁ、これは投げれないな」と思ったが、
ストレッチを自分でして、軽くキャッチャーへ投げたら
投げれるようになった。(続投したのは)責任感とかではなく
単純に投げれない状態から、投げれる状態に戻ったということです。
●Q:今年を振り返って今シーズンについて
今、終わったばかりなので、まだ何も考えてませんが、
マラソンで走っていて、30km地点でこれからスパートかけたところで
止められた、という感じです。
●Q:試合が終わったときベンチでの気持ちについて
急に終わってしまった。(試合が)終わったという実感がないですね。
※オリオールズ戦に先発したレンジャーズ・ダルビッシュ
ボールパーク・イン・アーリントンにて
Photo by リョウ薮下氏
【編集後記】
ダルビッシュが覚悟を秘めてアメリカに渡り、
2012年のメジャーリーグ全試合を終えた。
終わってみれば、ダルビッシュの語る通り、
あっけなく今年のシーズンが終わってしまった感じだ。
「マラソンでこれからというときに止められた」の表現が秀逸だ。
最終戦となってしまったワイルドカード決戦での
ダルビッシュの防御率は[2.70]。
本人が語ったように、この日のピッチングも非常に良かった。
猛打で鳴らしてきたテキサス・レンジャーズ打線は、
オリオールズの8安打に対し、9安打と勝っていたが
得点につながらず、結果1点しか取れなかったことが
最大の敗因であろう。
このワイルドカード決戦をものにすれば、
地区シリーズの対戦相手が黒田博樹とイチローのいる
ニューヨーク・ヤンキースであったことを思うと
惜しまれるが、しかたがない。
ダルビッシュのことだから、
黙っていても来季2013年メジャーリーグで活躍することは
間違いない。
2012年MLBシーズンでも、多くの見せ所をつくってくれたが
来季はもっと魅せてくれるだろう。
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