ダルビッシュ 完全試合を逃した後のインタビュー【一部始終】MLB [ダルビッシュ 完全試合]
4月3日に行われた、ダルビッシュの初登板。
アストロズ打線を相手に、26人までをパーフェクトに抑えこみ
最後の打者となるはずのゴンザレスにピッチャー返しの
センター前安打を浴び、完全試合は持ち越しとなった。
その後に行われたプレスカンファレンス(記者会見)の一部始終だ。
【MLB.comより抜粋】
記者Q:最後のヒットとなった打球は、捕れそうだったか?
ダルビッシュ:
いや、無理ですぜんぜん。
Photo by MLB.com
記者Q:最後の一球にくいはあるか?
ダルビッシュ:
あそこまで投げたら充分じゃないですか。
記者Q:今日はコントロールも制球も良かったが、何回くらいから意識したか?
ダルビッシュ:
ただ、ストライクを投げていこうと思っていただけ。
記者Q:完全試合を意識したのは何回くらいからか?
ダルビッシュ:
5回くらいから、自分の周りに人が寄って来なくなったので、
まあ、そういうことだなと思ったけど、そこまで意識というか、
スプリングトレーニングで80球以上投げてないので、
ちょっとキツイなとは思っていました。
記者Q:9回で最初の2人の打者を3球で打取ったが、
最後の打者を迎えて「完全試合」できると思ったか?
ダルビッシュ:
それはもう何も思っていなかったですね。球場がもの凄く盛り上がってたので
普通に初回の一球目と同じように投げました。
記者Q:スタミナは意識しましたか?
ダルビッシュ:
いや、別に。球自体、球威は落ちてなかったので
まったくなにも工夫してないです。普通に投げてました。
次の登板とかを考えてました。
Photo by MLB.com
記者Q:完全試合を達成できなかったことについて心境を聞かせて欲しい
(ほっとしたとか、悲しいとか)
ダルビッシュ:
僕というよりも周りのチームメイトとかが凄く悲しそうな感じでしたが、
僕は別に「完全試合」しても3勝、5勝とかになるわけではないので
何もも思っていません。
記者Q:昨年の初登板のときは「心とカラダのバランス」が崩れた
と言っていたが、今日はどうだったか?
ダルビッシュ:
スプリングトレーニングのときと同じように投げようと思っていたが、
やっぱりチカラが入ったし、体の動きは最初バラバラでしたね。
記者Q:今までの登板の中で今日がベストピッチングだったか?
ダルビッシュ:
いや...どうですかね。もっと、去年のロイヤルズとの試合の方が
カンザスシティの時のほうが、コントロールが良かったですね。
今日はベストではなかったが、たまたま運が良かったと思います。
記者Q:カラダの動きがバラバラということだったが、どう修正したのか?
ダルビッシュ:
そこは、どうしたとしてもすぐに戻るものじゃないので、
回を重ねて行ったことで落ち着いていったと思います。
記者Q:最後の打者の打球が、自分を抜けていった時の心境は?
ダルビッシュ:
あ、(ピッチャー)交代だと思いました。
※会場爆笑。
記者Q:5回表のクリス・カーターにレフトへ打たれた大飛球の時、
どう思いましたか?
ダルビッシュ:
完全に(ホームラン)行ったと思いました。
【編集後記】
いつもながら、淡々としたクールなダルビッシュだった。
自分の成績や記録よりもチームの勝利を
これほど思うダルビッシュはかっこ良く本物だ。
がんばれ、ダルビッシュ!
ダルビッシュ メジャー 公式戦 2012【全試合の結果】はこちらにまとめています>>>
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