ダルビッシュ 登板予定 テレビ 5月22日 マリナーズ戦【9登板目】 [ダルビッシュ 登板予定 5月 2012]
ダルビッシュの登板予定が、中4日ローテーション通り
次回登板予定は、22日(火曜日:日本時間)のマリナーズとの3連戦の第1戦目となった。
さらにダルビッシュにとって初めて、マリナーズは2度目の対戦相手の登板となる。
※17日のアスレチックス戦で力投するダルビッシュ(Photo by AP)
初戦と2度目の対戦の決定的な違いは、当然相手マリナーズ打線が
しっかりダルビッシュを研究して臨んでくるということだ。
そういう意味では、今度のマリナーズ戦こそ、メジャーリーグに来て
いよいよダルビッシュにとっての本番が始まる、といった意味合いを持つ。
そんなことは、もちろんダルビッシュ自身が重々承知の上だからこそ、
ダルビッシュも相手打線をしっかりと研究返しをした上で望むところだろう。
テレビ放送予定は、
テキサス・レンジャーズ 対 シアトル・マリナーズ戦
ダルビッシュ 登板予定 テレビ放送、5月22日(火) NHK BS1 11:00~生放送の予定。
⇒ ダルビッシュ 成績 メジャー【1~10試合の結果】は、こちらでまとめています。
※日本で投げていた時よりも楽しげに見えるダルビッシュ。(Photo by 共同)
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テキサス・レンジャーズは、ヒューストン・アストロズとの3連戦のため
18日(金)オークランド・アスレチックス2戦目を終え次第、
同じテキサス州のヒューストンへ移動する。
そこで、アストロズ戦を終えた21日(月)には、すぐにマリナーズ戦のために
ワシントン州シアトルへ移動する。
ところでメジャーリーガー選手たちは
試合毎のアメリカ大陸横断の際、どれほどの距離を移動しているのだろう。
テキサス州アーリントンからヒューストン=257マイル。
約400kmちょっとなので、東京から奈良の少し手前といったところだ。
これはまだ、同じ州内だからまだましな方である。
では、
テキサス州ヒューストンからワシントン州シアトル=2440マイル。
いきなり10倍の距離、3,900kmである。
まあ、北海道の知床岬から沖縄の先の西表島までといった距離だ。
ちなみに時差は3時間。
選手たちの移動による疲労は、日本では考えられないほど激しいのである。
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★シアトル・マリナーズ(Seattle Mariners:SEA)
アメリカンリーグ西地区所属のチーム。本拠地はワシントン州シアトルにあるセーフコ・フィールド。
アメリカンリーグ14球団で唯一、リーグ優勝はおろかワールドシリーズ進出を果たしたことの無いチーム。
ワールドシリーズ優勝、なし。リーグ優勝、なし。1995、1997 、2001地区優勝 3回。
MLB機構アメリカンリーグ球団拡張でシアトルに球団を1977年に設置したことが始まり。
1977年の創立以来、1991年まで14シーズン連続負け越しという長きに渡る低迷期が続く。
1991年になってようやく83勝79敗でシーズンを終え、球団創設以来初の勝ち越しを果たした。
日本人選手の歴史では、1996年の夏、マック鈴木がメジャーデビュー。
2000年には、佐々木主浩(大魔神)が入団。この年のマリナーズの選手は粒が揃っていた。
エドガー・マルティネス、アレックス・ロドリゲス、アーロン・シーリーなど、MLBオールスターゲーム選出選手がいた。
この年は、マリナーズは91勝71敗という成績でワイルドカードを奪取し、
ディビジョンシリーズにおいてシカゴ・ホワイトソックスに3連勝したものの、
リーグチャンピオンシリーズでニューヨーク・ヤンキースに2勝4敗で敗退。三度目のリーグ優勝を逃した。
佐々木主浩はこの年、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞。
2001年にいよいよイチローが入団し、8セーフコ・フィールドでMLBオールスターゲームが開催され、
マリナーズからはイチローを始め、エドガー・マルティネス、ジョン・オルルド、ブレット・ブーン、
フレディ・ガルシア、ジェフ・ネルソン、佐々木主浩、マイク・キャメロンの8人が選出を果すという
マリナーズの黄金期を迎える。
この秋、イチローがジョー・ジャクソンの持っていたルーキー最多安打記録を90年ぶりに塗り替え、
シーズン終了時には、マリナーズはMLBタイ記録となるシーズン116勝を記録し、
球団史上初となるコミッショナー特別表彰を受賞。116勝46敗という成績で4年ぶりとなる地区優勝を果たした。
セーフコ・フィールド(1999年 - )収容人員: 47,116人
Photo by MyName (Cacophony)
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ダルビッシュは先日の17日(日本時間)、テキサス州レンジャーズ・ボールパークで先発し、
オークランド・アスレチックス戦に勝利し、メジャーリーグ ハーラーダービー トップタイの6勝目を挙げた。
※真っ赤なレンジャーズのユニフォームも良く似合うダルビッシュ。(Photo by 共同)
ダルビッシュ(防御率:2.60 / 6勝1敗 / 52回)の奪三振58個はメジャーリーグの中で現在3位である。
1位はマリナーズのヘルナンデス(防御率:3.02/ 3勝3敗 / 62回2/3)で61個。
2位はヤンキースのサバシア(防御率:3.77 / 5勝1敗 / 57回1/3)で59個。
しかし、防御率、勝利数でともにダルビッシュの方が上回っている。
さらに、投球回数に注目して欲しい。
1イニングで奪う三振数の率もダルビッシュがトップなのである。
1イニングあたり、
ヘルナンデスが 0.97個、サバシアが 1.03個、ダルビッシュは 1.11個だ。
もはや、ダルビッシュの制球力とか、ボールの切れとか、ボールが滑るとかなど
回りからとやかく言われるような次元に、ダルビッシュはもういないのである。
さあ、マリナーズと2度目の対戦で、またどんなダルビッシュを見せてくれるのか
そして前回打ち込まれたイチローへどんなリベンジを見せてくれるのか
実に、楽しみだ。
がんばれ、ダルビッシュ!メジャーリーグの道
※メジャー5試合目のトロント・ブルージェイズ戦より (C) Fred Thornhill/REUTERS
ダルビッシュ 登板予定 テレビ 5月22日 マリナーズ戦【9登板目】
ダルビッシュ 登板予定 2012~メジャーリーグの道
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