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ダルビッシュ 成績 メジャー 10勝目!TEX新人として史上最速!~タイガース戦を振り返る【ダルビッシュ15登板目】 [ダルビッシュ 成績 6月 2013]


7月11日(水)にカウフマン・スタジアム(カンザスシティ・ロイヤルズの本拠地)で行われる
「MLB オール・スターゲーム 2012 (*1)」出場を前に、
ますます盛り上がってきているメジャーリーグ・ベースボール。
(*1)"All-Star Game 2012 Royals" Kauffman Stadium

6月27日、2度目の対戦となるデトロイト・タイガースに登板し、
公式戦2桁勝利に挑戦したダルビッシュは、
ファンの期待通り、10奪三振で10勝目を上げメジャー成績を10勝4敗とし、ア・リーグトップタイだ。
両リーグトップは、ナ・リーグのディッキー(ニューヨーク・メッツ)で11勝。

【ダルビッシュの成績 メジャー】タイガース戦(6月27日:ダルビッシュ 公式戦 15試合目 成績:10勝目)
◆S=ストライク数/率 ◆BB/K率=K(三振)÷BB(与四死球) 4.0以上でエース級、1.5以下が危険レベル
投球回数:7回 対戦数:27 投球数(S):113(72/64%) 被安打:4 BB/K率:5.0
奪三振:10 与四球:1 与死球:1 失点:4 自責点:4 被本塁打:1 防御率:3.57


ダルビッシュは立ち上がりの初回表、最初の打者ジャクソンを四球で歩かせるも
次打者ベリーは真ん中のツーシームで空振り三振に切って取る。
しかし、3人めの打者カブレラに対し、初球が抜けて頭部へデッドボール。

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ちょっとひやりとする場面だったが、転倒直後にカブレラがむくっと起き上がり大事に至らなかった。
しかし、当然一塁へ向かうカブレラの目は怒りに燃えていた。

メジャー屈指の4番フィルダーにフルカウントから高めの真っ直ぐを叩かれて、2点タイムリーを浴びる。
やはり、投手として頭部への死球直後は心理的に後をひいたのか。
しかし、後続を断ちなんとか初回をしのいだ。

その裏すぐに、1番打者のキンスラーのソロホームランで、1対2とする。

2~3回を連続三者凡退に打ち取り、ダルビッシュはすぐに立ち直る。

しかし、フィルダーから始まるタイガースの攻撃4回表、
1ボール2ストライクと追い込みながらの4球目、外角へのスライダーを捉えられ
レフトスタンドへソロホームランを浴びる。
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3対1とリードされた4回裏、レンジャーズ打線が爆発。
連続タイムリーで一挙4点を返し、3対5と逆転に成功。

5回表、ダルビッシュはさらに1点を失うが、その後7回までを0点に抑える。
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レンジャーズはその後、得点を重ねていき終わってみれば
5対7で勝利した。

ダルビッシュとフィルダーのメジャー対決は、3打数2安打3打点と
打ち込まれ完敗。3打席目のセンターフライもあわやと思わせる大飛球だった。

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◆ダルビッシュの声(6月28日試合翌日の記者会見にて、一部始終)

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(今日の試合について)
「やっぱりデトロイトは(メジャー)トップレベルの打線なので、
 そういう打線と対戦できることをものすごく楽しみにしていましたし、
 とても楽しんで投げることができました」

(今日の暑さについて)
「(チームメイトの)みんなは、まだこれからだよ(暑くなる)、と言ってましたが、
 練習中でもそんなに僕はそんなに暑さを感じません。
 日本ハムファイターズ時代の2軍(キャンプ場)の鎌ケ谷(千葉県)は
 とんでもなく暑いので、そこと比べれば全然今日は暑さを感じずに投げることができました」

(試合の中でリズム良く投げるためのきっかけは?)
「僕もそれは最初から良いピッチングをしたいですよ。
 (でも)最初はなかなかリズムが合わなかったというか、
 それはちょっとずつ成長していかなければいけないなと思ってます。」

DET-02_3.jpg


(先発投手として節目の10勝目を手にしてみての心境は?)
「普通の1勝です。(チームメイトの)みんなに感謝しての1勝です」

(タイガース4番のフィルダー選手との3打席の対戦について)
「僕はしっかり(彼の)弱点に対してしっかり投げ切れていない。
 (彼は)本当にメジャートップの打者ですし、まだまだ自分の力は及ばないと思いました。
 (今日、対戦)勉強できて感謝です」

(あなたは10勝で、奪三振もリーグ5位以内に入ってる。
オールスターゲーム出場は、自分にふさわしいと思うか?)
「ん~、ファーボールも1位なので(笑)」(会場も笑い)
DET-02_2.jpg


※この時点でのダルビッシュの成績(順位はメジャーリーグ、ア・リーグ内)
 勝利:10(1位タイ)、投球回数:95回⅔ (18位)、
 奪三振:106(4位)、防御率:3.57(16位)、完投:0、完封:0、
 与四死球:50(3位)、WHIP:1.38(与出塁率/1.20未満がエース級)


(10勝は節目だが、15試合で10勝できたことについて)
「先発投手の役割としては、なるべく長いイニングを投げて
 自分に勝利をつけることだと思う。投球内容はともかく。
 (今日の試合は)僕じゃなくともチームは勝ってたと思うますが」

(今日の試合で10奪三振以上が4試合になるが)
「変化球で逃げまわっていれば(三振が)取れるんじゃないですか」

(ホームで7試合登板して、負けなしだが)
「毎回(地元の)ファンの方が声援を送ってくれるし、たくさんのファンが見に来てくれるので、
 それが毎回チカラになってます」

(フィルダー選手にホームランを打たれた後、悔しそうな顔をしていた。
逆に次打席でセンターフライに打ちとった時、驚いたような表情をしていた。
勝負を楽しんでいたということはあるか)
「そういう意味じゃなくて、最初のホームランは(味方に)点をとってもらった後、
(フィルダーに対して)追い込んでからのホームランだったので悔しかった。
 その次の打席は、(ピッチング動作で)足を上げた時、
 フィルダーがステップを踏んだのが打席を外したのかと思ったが、
 そのまま投げたらあそこ(センター深く)までもっていかれたので、
 危なかったなぁと思った」


◆ロン・ワシントン監督(レンジャーズ)の声
「立ち上がりに自分の状態を把握し、修正するのがうまい」
 と評した。
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ダルビッシュの
テキサス・レンジャーズのメジャー新人投手として
オールスター前の前半戦で10勝目達成は史上最速だ。

がんばれ、ダルビッシュ!メジャーリーグの道

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ダルビッシュ 成績 メジャー 10勝目!TEX新人として史上最速!~タイガース戦を振り返る【ダルビッシュ15登板目】


ダルビッシュ 登板予定 2012~メジャーリーグの道

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