ダルビッシュ ワイルドカード決戦~10月6日オリオールズ戦一部始終【後半】 [ダルビッシュワイルドカードゲーム]
ダルビッシュは、10月6日のボルティモア・オリオールズ戦の
1~6回を 被安打4 奪三振6 与死球1 失点2 とし
7回に臨んだ。
7回裏
この回は、7番レイノルズからの打順。
この日まったくタイミングのあっていないレイノルズを
あっさりと変化球で空振り三振に仕留める。
Photo by MLB.com
しかし、8番フラハーティにはヒットを許す。
続く9番マチャドをサードゴロに抑えるも、
ここでワシントン監督から交代が告げられる。
※10月6日(日本時間)、ワイルドカードゲーム
オリオールズ戦の7回途中、ワシントン監督に交代を告げられ
降板するレンジャーズのダルビッシュ
レンジャーズ・ボールパークにて
Photo by 共同
これにて、ダルビッシュの2012年MLBの登板が最後となった。
ダルビッシュからワンポイントで引き継いだホランドは、1番マクロースに暴投。
二塁ランナーフラハーティが三塁へ。
直後、マクロースにタイムリーヒットを打たれ、ダルビッシュの3失点目となる。
続く2番ハーディは空振り三振。
[7回のダルビッシュ 成績]
被安打1 奪三振1 失点1(自責点0)
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8回裏
3対1の局面で、上原浩治が中継ぎで登板した。
※初めてのワイルドカード決戦に登板する上原浩治
【上原浩治のMLB 2012レギュラーシーズン成績】※( )は、1試合平均数
登板試合:37 防御率:1.75 投球回数:36 奪三振:43(10.75)
BB/K:14.33 被安打率:.160
上原は先頭のデービスを追い込んでから
かなり高めの力強い89マイル(143キロ)の速球で空振り三振。
Photo by MLB.com
ジョーンズ、続くウィータースも低めの変化球で連続空振り三振に切って取る
見事なピッチングを披露した。
Photo by MLB.com
※ジョーンズを変化球で仕留める上原
Photo by MLB.com
※ウィータースに向かって、連続無失点を続ける上原の力強いピッチング
Photo by MLB.com
※ウィータースも変化球で三振を奪う上原
上原は緩急織り交ぜた見事なピッチングで、3者連続三振を奪った。
※3者連続三振に打ち取り、ソト捕手とハイタッチを交わし、
意気揚々とマウンドを降りる上原浩治
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9回裏
レンジャーズ打線は1点しか取れないまま
3対1で最終回、クローザーのネーサンに託したが、
四球がらみで、被安打2 犠飛1を打たれ失点を重ね、
1対5で、レンジャーズは破れ、3年越し初のワールドシリーズ制覇の夢は絶たれた。
ダルビッシュの成績結果は、
投球回数6回2/3 被安打5 被本塁打0 奪三振7 与四球0 与死球1 失点3 自責点2 球数91
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【編集後記】
ダルビッシュは結局、6回2/3を投げ、
自責点2、7奪三振、投球数は91と、先発の役目を果たした。
マウンドを降りるダルビッシュに、
ホーム球場の地元ファンから暖かい拍手が送られた。
この日のダルビッシュは変化球主体で、オリオールズ打線を翻弄し、
試合もつくれ、全体に良いピッチングだっただけに、もったいない試合だった。
続く上原も3者連続三振と、これ以上ない仕事ぶりだったが、
オリオールズを上回る9安打を放ちながら、
1点しか取れなかったレンジャーズ打線が
敗因のすべてを物語っている。
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